マガジンのカバー画像

うつわマガジン2018

34
運営しているクリエイター

記事一覧

ちょっとブレイク ちいさな足あとの先には根っこがある

ギャラリー20周年記念 チャリティ展によせて おこしくださったみなさまありがとうございます…

tamamiazuma
5年前
37

ちょっとブレイク 年内もうひとつの出展は。

たくさんのご来廊をもって終焉した個展。改めてお礼申し上げます。 あさって15日からは、件の…

tamamiazuma
5年前
32

土鍋で冬を炊く①「牡蠣たまごおじや」と「牡蠣ごはん」

先日の岩牡蠣は、ロマンティックな大人の食べかたで胃袋にしっとりおさまったが、北海道の友人…

tamamiazuma
5年前
32

ちょっとブレイク 冷たい水がおしえてくれること

はたらく人たちのうごめきは冬であれど早い。年末になればなるほど、はたらく朝は早い。あそぶ…

tamamiazuma
5年前
24

ちょっとブレイク 聖アンブロージョのお祭りと魚のスープとちいさな職人

ミラノは聖アンブロージョの祝日。聖アンブロージョ教会にほど近い工房に通っていたこともあり…

tamamiazuma
5年前
21

ちょっとブレイク 牡蠣とシングルモルト

厚岸の牡蠣 北海道の愛おしい友人はやはりコロポックルかもしれなくて。北海道厚岸(あっけし)…

tamamiazuma
5年前
30

ちょっとブレイク なぜえんえん嗚咽するくらい心の中で喜びの涙を流すのか

今回の個展で展示即売させていただいた数百点のうつわは、おかげさまでみなさまにお選びいただき手元から笑顔でさよならしていった。息子や娘が手から離れていく気分。育てた育てた!という達成感に近い。 生んで育てて(デザインして成型して)、いい子もわるい子も(いいものもわるいものも)ないんだよ「これが個性だよ」と育てる(つくる)ことは、時間や対価に代えられない。 太陽や月がない世界なんて 全日満員御礼、完売といっても個人のアートはビジネスからほど遠い。では、なぜわたしはこんなに心

ちょっとブレイク 耳をすませて哀しい回転音を

血潮かよう人、冷たい本、そよぐ時間が好き。 「フル回転で磨耗したら軸が吹っ飛ぶよ」そうよ…

tamamiazuma
5年前
24

パカっと!あけてとじる幕

銀座での個展 –秋を炊く− 閉幕しました。写真は我が家のミニミニ土鍋でつくる「めだまやき」…

tamamiazuma
5年前
31

ちょっとブレイク 「すべてがあなたのもの」

曇天と晴天。ひかりの強さや角度によって、作品の表情が変わる。 ゼロからつくる作品。時間の…

tamamiazuma
5年前
37

ちょっとブレイク こんな秋の日におめでとう

十数年前のきょう、青春がうまれた。 危機をのりこえて生んで生まれて、たがいに0歳の誕生日…

tamamiazuma
5年前
35

ちょっとブレイク 「世界中のともだちに告げたいことがある」

1年はやいなぁ、タイトな1年だったなぁ、この時期、この言葉のふきだしが重なるようにうごめ…

tamamiazuma
5年前
32

秋を炊く⑬ うちの土鍋は割れている!?「ブリの白ネギ土鍋炊き」

個展搬入があさって木曜日に迫り、お腹ばかり空いている。 ぼちぼちブリ系の魚が元気に登場し…

tamamiazuma
5年前
21

ちょっとブレイク 「ヴィヴァ!」

大きく手をひろげれば指先でチャンスつかめるかもしれないと大先輩が言った。ピンチであるときこそ手を広げよ!と。 個展の搬入まであと1週間。半世紀以上いきる中の半分以上をこの仕事にうちこんでいるのに、いつだって肝はおどる。肝は生きている。 VIVA / TEAPOT *ヴィヴァ:Wikipedia INFORMATION 我妻珠美 陶展 -秋を炊く- Tamami Azuma Ceramic Art Exhibition Ecru+HM(Ginza Tokyo)