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ただいまカルボナーラ #土鍋コッチョリーノ

まちがえたカルボナーラがおいしかった

イタリア人に話したら、きっと笑ってくれる。

正確にいうとカルボナーラをつくったつもりが、パルミジャーノチーズ(パルメザンチーズ)を入れ忘れ、卵かけごはんならぬ、卵かけパスタになってしまった。言い訳だけど、旅から帰宅して、間髪入れず諸々の予定と新規のアポにあふれ、頭の中が混乱していたのだろう。

イタリア人に話しても、怒らないだろう。けっこう寛大。



海の広場で長ばなし

それどころか「日本でもカルボナーラするのね!うれしい!」と純粋に喜んでくれるような人に囲まれている。まいにちお米(和食)を食べていると思っている人もいるから、パンやパスタ、ましてやイタリア料理をつくるというと驚いて食いついてくる人もいる。その状況は、足のつかない海のなかで泳いでいるときに起こることもある。

イタリアの家族と我が子(パンデミック前 2019)

毎夏、訪れていたカラブリアの家族。歩いて海にいくのだが、海がひろいひろい広場みたいなもので、砂浜につくと遠くから手を振っている人がいて「こいこい!」と誘ってる。深い海を泳いでゆくと、おしゃべりが始まりざらに1時間は深い海のなかでしゃべる。日本の温泉(混浴)みたいだなと思うけど、1時間も入っていられないものね。

そうそう、冒頭の間違えもね、どちらかというと、ベーコンでなくパンチェッタなんだよねえ!と、そこを突っ込むような気もする。



6月4日(土)
ロングパスタ300g/タマゴ5個/ベーコンよく売っている塊2/3/塩/胡椒

①パスタを茹でる。
②そのあいだに土鍋にオリーブオイルを敷いてベーコンを炒め、ベーコンだけ別皿に移し、残った油に茹で汁①を入れてかき混ぜ乳化させ一度火を止める。
③ボウルに卵をよくといて塩で味付けする(ベーコンの塩味を差し引いて)
④パスタを②に入れたらトングでシャカシャカかき混ぜてさらに乳化させる。そこに③を入れてさらに和え土鍋の火を再点火。②別皿に移したベーコンを加える。胡椒をふって完成。


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