「新たな仕事を決断するとき」に問うべきシンプルな質問
人生100年時代といわれる昨今、「この先のキャリアをどうしよう」と考える時間は増える一方です。
そんなとき、「そろそろ覚悟を決めなくては」という感情的な基準で起業や独立という選択を急ごうとはしていないでしょうか?
あるいは、「好きな仕事を見つけなくては」と焦ってしまうことはありませんか?
仕事にかける時間と収入の一本化を考えるとき、「覚悟」という、少々あやふやで勢いだけはあって、都合よく決断を正当化する切り札を使うたびに、「私はこの仕事が好きなんだ」「好きであるべきなんだ」と、暗示をかけているに過ぎないようにも見えるのです。
また、その仕事が好きなのは幸せなことですが、好きであるべきだという自己暗示は、自分の力なさに気づいたり、窮地に追い込まれた時「好きなことなんだから、そう簡単に手放すことはできない」と、撤退する決断を極端に嫌がる脆さと接続していることもありますから用心したいところです。
仕事において「好きか嫌いか」「得意、不得意」「儲かるか儲からないか」という側面を一旦、脇に置いて・・・
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