重宗玉緒(シゲムネ タマオ)アーティスト・着物デザイナー

「メメント・モリ(死を想像せよ)」というテーマに沿った、絵画のような着物や帯・オブジェ…

重宗玉緒(シゲムネ タマオ)アーティスト・着物デザイナー

「メメント・モリ(死を想像せよ)」というテーマに沿った、絵画のような着物や帯・オブジェを制作する他、作家自身が欲しいと思うファッションとして先鋭的なアイテムを、完全オリジナル、他にはない物作りにこだわって制作。 近年では、アートディレクター・着物スタイリストとしても活動。

最近の記事

着物アーティストが行くフィリピン・バギオ語学留学日記1

こんにちは、着物・オブジェアーティストの重宗玉緒です。 語学留学のきっかけ 何年かに一度海外で作品撮影をする機会をいただいていて、その度に「英語くらい自由に話せるようになりたいな〜」と思いつつ、勉強を始めては挫折を繰り返していたわたくしですが。 2023年の10月に、スイス チューリッヒのリートベルク美術館にレクチャー&ワークショップ開催のため招聘していただいた時にチューリッヒ〜パリ〜バルセロナと旅をして「やっぱり海外楽しい!自分の言葉で話したい!もっと海外で仕事したい

    • フランス・ナント遠足。不思議なメリーゴーランド〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記6〜

      これまでの渡欧日記はこちら↓ スイスへ出発。ロケハン・街歩き・ごはん〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記1 チューリッヒの美術館で講演・ワークショップ開催編〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記2〜 着物でスイス街歩き〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記3〜 TGVスイス→パリへ、パリ市内観光〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記4〜 パリで美術館巡り。ピカソ、ソフィ・カル、プティ・パレ〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記5〜 今回はナントへ一人遠足編です。

      • パリで美術館巡り。ピカソ、ソフィ・カル、プティ・パレ〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記5〜

        これまでの渡欧日記はこちら↓ スイスへ出発。ロケハン・街歩き・ごはん〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記1 チューリッヒの美術館で講演・ワークショップ開催編〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記2〜 着物でスイス街歩き〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記3〜 TGVスイス→パリへ、パリ市内観光〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記4〜 今回は、パリ美術館巡り編です。 ファッションと芸術の街パリに来たらやはり美術館を巡らなければ、と言うことでまずはピカソ美術館へ

        • TGVスイス→パリへ、パリ市内観光〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記4〜

          これまでの渡欧日記はこちら↓ スイスへ出発。ロケハン・街歩き・ごはん〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記1 チューリッヒの美術館で講演・ワークショップ開催編〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記2〜 着物でスイス街歩き〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記3〜 作品撮影などチューリッヒでの諸々のミッションを終えて、次はチームの皆でチューリッヒからパリへ移動。 ここからは観光です! 最初はチューリッヒ・パリ間の移動は飛行機で行こうと思っていたのですが、約20年スイス

        着物アーティストが行くフィリピン・バギオ語学留学日記1

          着物でスイス街歩き〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記3〜

          これまでの渡欧日記はこちら↓ スイスへ出発。ロケハン・街歩き・ごはん〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記1 チューリッヒの美術館で講演・ワークショップ開催編〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記2〜 さて、今回は自分で振り返っていても楽しい着物街歩き編。 チューリッヒでは約6日間の滞在の中で、撮影ロケハン・美術館での講演とワークショップ・2日に渡る作品撮影などなど。 お仕事が目白押しだったのですが、その中でも合間を見つけてみんなで着物でお出かけしてきました。 チ

          着物でスイス街歩き〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記3〜

          チューリッヒの美術館で講演・ワークショップ開催編〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記2〜

          着物・オブジェアーティストの渡欧日記1 の続き。 2023年の10月。 スイス チューリッヒにあるリートベルク美術館に招聘して頂き、講演会とワークショップを開催する機会に恵まれました。 そもそものきっかけは、2018年にロンドンにある英国立ヴィクトリア&アルバートミュージアムに私の作品が永年収蔵されたこと。 そしてその作品が「KIMONO ~kyoto to catwalk~」という大規模なエキシビションで展示され、ロンドンのヴィクトリア&アルバートミュージアムをはじめ

          チューリッヒの美術館で講演・ワークショップ開催編〜着物・オブジェアーティストの渡欧日記2〜

          スイスへ出発。ロケハン・街歩き・ごはん(着物・オブジェアーティストの渡欧日記1)

          こんにちは、着物・オブジェアーティストの重宗玉緒です。 2023年の10月。スイス チューリッヒにあるリートベルク美術館に招聘して頂き、講演会とワークショップを開催する機会に恵まれました。 これまでにも、2016年にパリ、2020年にロンドンでも作品撮影を行って来ていたので「今回も作品撮影したいよね!」ということで半年以上前から計画を練り準備をして、講演会・ワークショップに加えて、チューリッヒ市内で作品撮影も行うことが出来ました。 フォトグラファー(さんかくさんという名

          スイスへ出発。ロケハン・街歩き・ごはん(着物・オブジェアーティストの渡欧日記1)

          新作着物「境界線」について

          (※この記事は、11/12・18に開催したinstagram liveの文字起こしまとめです) こんばんは、着物・オブジェアーティストの重宗玉緒です。 10月はほとんど海外にいたので海外からのライブでしたが、久しぶりにちゃんと着物を着てアトリエからの配信です。 帰国後2週間ほど経ったのですが、いろいろと溜まった仕事に追われて、旅日記をまとめたいなあと思いつつまだまとめられていません。 更新の励みになるので、旅日記がアップ出来たらぜひフォローといいねをお願いします。

          展覧会レビュー「イヴ・サンローラン」「大巻伸嗣」at. 国立新美術館

          展覧会レビュー「イヴ・サンローラン」「大巻伸嗣」at. 国立新美術館 こんにちは、着物・オブジェアーティストの重宗玉緒です。 2023年11月、国立新美術館に「イヴ・サンローラン 時を超えるスタイル」「大巻伸嗣 真空のゆらぎ」を観に行きました。 鑑賞メモ。 ■展覧会概要 会場: 国立新美術館(東京都港区六本木) 会期:「イヴ・サンローラン 時を超えるスタイル」は2023年9月20日(水) ~ 2023年12月11日(月)  「大巻伸嗣 真空のゆらぎ」は2023年11

          展覧会レビュー「イヴ・サンローラン」「大巻伸嗣」at. 国立新美術館

          はじめまして、着物・オブジェアーティストの重宗玉緒です。

          <現在やっていることをざっくり> 「メメント・モリ(死を想像せよ)」をテーマに、アナログでの絵画制作、そしてその絵画を元にデザインしたテキスタイルで着物や帯を制作することをメインに活動しています。 「重宗玉緒」という名前でブランドWEBSHOPも運営しています。 制作した着物や帯でモデルを使って作品撮影のアートディレクション・スタイリングも表現の一部として行っており、そこから派生して、最近はクライントワークとしてアートディレクターや着物スタイリストとしてお仕事を頂くことも

          はじめまして、着物・オブジェアーティストの重宗玉緒です。