スイスへ出発。ロケハン・街歩き・ごはん(着物・オブジェアーティストの渡欧日記1)
こんにちは、着物・オブジェアーティストの重宗玉緒です。
2023年の10月。スイス チューリッヒにあるリートベルク美術館に招聘して頂き、講演会とワークショップを開催する機会に恵まれました。
これまでにも、2016年にパリ、2020年にロンドンでも作品撮影を行って来ていたので「今回も作品撮影したいよね!」ということで半年以上前から計画を練り準備をして、講演会・ワークショップに加えて、チューリッヒ市内で作品撮影も行うことが出来ました。
フォトグラファー(さんかくさんという名前で着物インフルエンサーとしても活躍中)・ヘアメイクアップアーティスト まるぢ・着物スタイリスト(着付師)の福知ともちゃんという撮影チームと一緒に、チューリッヒとフランス パリに行き、その後私は皆の帰国を見送って一人でバルセロナにも滞在するという19日間の旅日記。
よかったらお付き合いいただけると嬉しいです。
(写真メインです。)
<日本からスイスへ>
撮影や仕事もある海外渡航は、体力温存しておきたいのと、ロストバゲージが怖いので直行便利用。
初めてのSWISS Air。
サービスは日本の航空会社に比べると大雑把な感じだけど、ご飯は思ったより美味しい!(でも量少なめ)
これは確かトマトのペンネ。炭水化物責め。後ろの方の席だったのでチキンはもう無くなってた…
こっちはなんだったかな・・・忘れたけど隣の副菜の春雨美味しかったのは覚えてる。
<ロケハン・チューリッヒの街並み>
1日目は移動で終わり、Airbについた頃には外はもう真っ暗。
10月のスイスの日没は19:30頃、朝明るくなるのは遅めで大体7:30くらい。
2日目は明るくなってから食料を調達して、すぐにロケハン開始しました。
ヘアメイクや着付けは滞在先のAirBで行うので、ロケ先は徒歩やUverタクシーで行ける範囲で。
ロケハンの日は節約の為トラムを活用。
トラムは24時間フリーパスがあります。
チューリッヒはトラムも電車もゲートもチケットを通すところもない。
(時々検札はいて、チケット不所持だと高額罰金!)
特に駅はホームから階段登るとする〜っといつの間にか外に出ているので、入場も出場も必ずゲートがある日本の電車に乗りなれた身としてはとても不思議な感覚でした。
あの撮影にはここが合いそう、雨のときはどうする?などなど相談しつつあちこち見て回り、Google Mapにロケ候補場所の印をつけつつ歩く。
素敵だけど撮影には使わなかった場所をご紹介していきます。
ハートモチーフの着物を作ったばかりだったので、素敵なハート見つけて満面の笑み。
海外のポスターは素敵なのが多い。
とてもスイスっぽいカラーリング!
このメリーゴーランドも素敵だったけど、今回のイメージと違うし、前にパリでメリーゴーランド前で撮ったしね・・・ということで除外。
ミャクミャクさまだ!と言うコメントを頂いたワゴン。
確かに。
トイレが斬新過ぎて、ドアあけてこれどうやって座るの・・・??としばし悩みました。
そして水が便座横の出っ張り棒から流れてきて、手を洗いつつその水で便器を流す仕組み・・・・。
エコだけど、使い慣れないからドキドキでした。
ヘアサロンの看板犬。
チューリッヒの街中では、本当にたくさんのワンコを見かけました。
犬種もバリエーション豊かで、大型犬が多い。
豊かでペットフレンドリーな国なんだなあと嬉しくなりました。
ここにも「KIMONO」のポスター発見。
ロケハンの日は、ここで撮影しようと目星をつけていたところがNGとわかり、さあどうしよう?!とロケ範囲を広げたりいろいろ大変だったのですが、結局撮影は上手く行ったので結果オーライ!
ロケ撮影はなんやかやトラブルや予定どおりに行かないことが発生します・・・。
(撮影の細かいことはまた別記事で!)
<チューリッヒでの食事>
国内でも海外でも、何より楽しいのはスーパーマーケット!
特に海外では、何なのかわからないものも山盛りあって、楽しさ倍増です。
こういう野菜も調理したりしてみることが出来るので、キッチン付きの宿泊先が好き。
色付きはゆで卵なんだって。冷蔵じゃなくていいのかな・・・??
大丈夫とは思うけどちょっと怖くて手は出せず。
歯磨きみたいだけど、マヨネーズ。
小さくて可愛いのでお土産にも良さそう。
斬新なピザの陳列。
タルタルも売ってました。
思わず焼きたくなるけど、ハンバーグではなくタルタル。
事前にスイスの物価高は聞いていたので、長旅だしメリハリつけようということで、けっこう日本からレトルト食品などを持参していってましたが、これは正解でした。
外食しなくても、スーパーで一食分お惣菜や飲み物など買うとあっという間に2,000円〜2,500円・・・・
これは、撮影が無事終わった日にスーパーで好き放題買った比較的豪華な日のごはん。
いちじくにキャロットラペ、アーティチョークの根っこの煮物。
バターもパンもチーズもお惣菜もとっても美味しくて、充分すぎるほど幸せでした。
やっぱりスイスは乳製品が美味しい。そしてヨーロッパはパンや果物が美味しい!!
買わなかったけど、ハロウィン前だったのでこんなものも。
8.95フランなので、だいたい1,500円くらい。
可愛い缶詰。コンビーフとかかな?
こっちも買ってないけど(すいません)
美味しそうなサラダ。
ナッツやザクロが散らしてあったり、フムスやファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)などのヴィーガンボウルもあったり・・・・
サラダのバリエーションは素敵でした。
(帰国して、真似して松の実をサラダにトッピングするようになりました。)
こっちはちゃんと食べた、数少ない外食。
ランチで行った、タイ料理屋さん。
みんなそれぞれにカレーやガパオなどを注文し、私はパッタイを。
とても美味しかったしボリュームもたっぷりだったけど、これで5,000円超。日本だと、かなり素敵なフレンチのランチが食べれちゃうわね・・・・とつい思わずにはいられませんね・・・。
こちらは「Tibits」というビュッフェスタイルのベジタリアンレストラン。
ここはとっても美味しかったし、パンのモサモサ感に飽きて来たタイミングだったので、お米や野菜たっぷりのお惣菜に救われました。
またチューリッヒを訪れたらここは絶対また行きたい。
何を選んでも重量で値段が決まる方式で、好きなものをお皿に持っていってレジに行き、測ってもらってお支払いするスタイル。
あまりに美味しかったのでデザートをおかわり。
お腹が疲れていた旅の最後だったせいかあとで盛大にお腹壊してしまいましたが・・・悔いなし!!
食料事情のおまけ、空港で買ったミネラル水。
なんとびっくり900円。
保安検査場で水は没収されちゃうから仕方なく買ったけど・・・。
それにしても高いじゃあーりませんか・・・・
そしてカフェラテベンティは1,300円。
これは日本に飛び立つ飛行機に乗るところだったけど思わず「この国を早く脱出しなければ・・・!」と思ってしまいました。
いや、とても素敵な国だけど。
物価は本当に高い。こんなにネタになるほどに・・・・。
<チューリッヒお洗濯事情>
といっても泊まったエアビー限定なので特に約には立ちませんが・・・。
長旅で問題なのはお洗濯。
前回のロンドン長期旅行では、エアビーの洗濯機が激しく水漏れして修理に来てもらうも全然直らないという惨事に見舞われたので、今回はちゃんと洗えて良かったです。
使い方がわからないのでGoogle先生に助けてもらったけど、結局よくわからない。
でもテキトーに回して洗濯出来ました。
海外でのこういう機器の使い方もおぼつかない感じ。
困りつつもわくわくして楽しい!!
次は、リートベルク美術館での講演・ワークショップ開催編に続きます。
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