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【京伝びとストーリーvol.16】5/25(木)【禅利】先行販売開始まであと5日。

あと5日で【禅利】先行発売開始

いよいよ京伝びとの新ブランド【禅利】の先行販売を開始します。
makuakeで5月25日に166本限定で販売します。
【makuake販売サイト】
https://www.makuake.com/project/kyodenbito/
※こちらのサイトは5月25日当日まで閲覧できません。

【禅利】は玉乃光酒造を製造元として、京伝びとがプロデュースした日本酒のプレミアムブランドです。構想から2年。いよいよ発売にこぎつけました。これまでたくさん【禅利】に込めた想いをこのnoteにも記載してきましたので、是非こちらも読んでもらえると嬉しいです!


人間の幸せってなんだ。

実は、私が日本酒業界に飛び込むことになって、まだ1年半ほどなんです。だからまだまだ勉強ばかりだし、たくさんの人たちに助けていただいています。新参者なので分からないことばかりだし、ご迷惑もたくさんかけています。申し訳ありません。

その一方で、素人だからこそ思うことがあるんです。日本酒を含む食品の基本的な価値は "おいしい" です。でもそれって今やあまり価値を発揮しなくなっていると思うんです。

インターネットが普及して20年が経ちました。情報格差はなくなり、世の中から "まずい" がなくなってしまいました。そんな中、"おいしい" にどれだけの価値があるのか。メーカーの人間がこんなことを言ってしまうと怒られそうですが、そう思うのです。もちろん "おいしい" ことは最低限の必要条件ですよ。でもそれは「いい酒」であるための条件であって、目的ではないと思うんです。

「いい酒」の目的は 人を幸せにすること それ以外ありえない。そこを本当に突き詰めて考えていかないといけないと思うんです。


改めて感じる日本酒への想い

従来の日本酒の楽しみ方は基本的には五感で楽しむものでした。香りを楽しみ、味わいを楽しみ、酒器やボトルを見て楽しむ。それらの総合的な結果として、"おししい” と感じるわけです。

日本酒が常用酒であったころはそれでよかったと思うのですが、ビールやワインやRTDにその座を奪われ、完全に嗜好品となってしまった今、もう "おいしい" は一番大切な価値ではないと思うんです。

では、日本酒の価値はどこにあるかというと、やっぱり文化なんですよ。文化というのは人間が理想を実現していくための精神活動です。その原点を大切にしないといけないと思うんです。

やっぱり相撲で優勝したら日本酒ですし、神社に奉納するのも日本酒ですし、祭りで体を清めるのも日本酒です。そこにビールやワインが入る余地はない。

日本酒は米でできています。元気の「気」はもともと、「氣」でした。米から八方に広がるパワーをもらっていたわけです。それをお酒にしたものが日本酒なんです。

日本酒は人に元氣を与えるものであり、日本人が日本人たるアイデンティティだと思うんです。世界に誇る日本の精神性を表現するものが日本酒なんです。

私は日本酒を造るものとして、日本人の精神性を誇りに思います。それを日本酒という形に落とし込むのが私の使命であり、これから人生をかけて成し遂げていくものと誓います。

【禅利】はまさに日本人の精神性を形にしたブランドです。禅利を通じて日本人の精神を感じ、誇りを感じてもらえると幸いです。

【禅利】
■公式サイト https://www.zenrikyoto.com/
■Twitter https://twitter.com/zenri_jp
■ facebook https://www.facebook.com/zenri.jp
■ Instagram https://www.instagram.com/zenri_jp/
■ TikTok https://www.tiktok.com/@zenri.kyodenbito
【運営会社】
■玉乃光酒造 https://www.tamanohikari.co.jp
■京伝びと http://kyodenbito.co.jp/


■玉乃光酒造 酒かす副社長 羽場洋介
https://twitter.com/tamanosakekasu


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