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あなたを苦しめる高い壁は、乗り越えればあなたを守る盾になる。

素敵なおじいちゃんたちに出会いました

居酒屋で飲んでたときのことなんですけど、隣の席に90歳のおじいちゃんたちがいたんですよ。もりもり食べて、もりもり飲んでました。(お酒は菊正宗ですが)すごいなぁって思って。感動したので今回はそんなお話。

おじいちゃんたちのお話が聞こえてくるんです。誕生日会らしいです。みんな職場の仲間だったんですって。50歳の時に独立したとかいってましたけど、今から40年前の話ですね。すごい年月だ。

この方たちは、戦争も経験してますし、日本の復興もバブルも、その崩壊も経験してる。それでいてまだぴんぴんしてるんですよ。すごいですよね。もうオーラが違うんですよ。素敵な仲間ですよね。40年前のお姿を見てみたい。

きっといろんな壁にぶつかっては乗り越えて、それを繰り返してきたんだと思います。席がとなりになったので、いろんな話を聞かせてもらいました。

一番おもしろかったのは、車の免許の更新の話でしたね。明日免許の更新らしいんですけど、どんな試験があるのか緊張してるんですよ。落ちたらどうしよーって。すでに更新した人からアドバイスをもらってました。4枚の絵を見せられてどれが正しいか選ぶんですって。まじで難しいって悩んでました。言っちゃ悪いですけど中学生みたいな話ですよね。90歳にもなって試験に悩むなんて、かわいいですよね。永遠の少年です。

あなたを苦しめる高い壁は、乗り越えればあなたを守る盾になる

すごくいい話もたくさん聞かせてもらいました。「あなたを苦しめる高い壁は、乗り越えればあなたを守る盾になる」という話。高い壁は乗り越えるのは大変だけど、もし乗り越えることができたら、その壁が楯となってあなたを守ってくれる。なぜなら、敵は壁を乗り越えることができないから。

いやーこのおじいちゃんたちが言うと説得力がありますよね。どんだけ高い壁を乗り越えてきたんでしょうね。

俗に言う、参入障壁ってやつですね。すごく大変だけど、一度超えてしまえば勝ちっていうやつです。他の人はなかなか追随できない。日本酒業界の参入障壁はすごいですよ。なんせ法律的に新規参入ができないわけですからね。

日本酒の参入障壁はいいのか悪いのか。

日本酒って法律的に新規参入が認められていないので、ひたすら減っていく一方です。月に3社くらい減っていって、今は1,300蔵くらい。家族経営か、活動できていない蔵が多いです。

そんな業界を守るために新規参入ができないようにしているんでしょうけど、業界のことを考えたとき本当にそれでいいのか意見は分かれるところでしょうね。

もし、サントリーさんみたいなビール業界の大企業が日本酒を作ったらどうなるんかな?とか考えることがあります。日本酒造りをやりたいっていう若手は多いですしね。むしろ引退した高齢者の方々から人気があるかもしれませんね。

私としては、参入障壁がなくなったほうが面白いんじゃないかな?って思っています。市場がどんどん小さくなっていくこの現状を現プレイヤーだけで打開できるとは思えないからです。

おじいちゃんたちね。最後別れるときに「お元気で!」って言って消えていきました。「そっちがね」と私は心の中で思いながら、「ありがとうございました」と言ってお別れしました。居酒屋での一コマですが、すごく勇気づけられました。おじいちゃんバンザイ\(^o^)/


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