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実践メモ♯06 人に頼る

実践メモ♯06「人に頼る」です。

最近の状況としては、タスクが一人で抱えられる量を超え、毎日仕事に追われております。

これまで記事に書いたような、自分一人で進める際の工夫では乗り切れないため、周囲の人の力を頼らざるを得ない状況です。
何を隠そう私は人に頼るのが超絶苦手マンです。なので、コツややり方ではなく、とりあえずやってみた!という試行錯誤の紹介となりますので、あらかじめご了承くださいませ。

現在の状況


・タスクの量が多く、止まっているものあり
・毎日やることに追われており毎日21時以降にしか退社出来ない
・それでも仕事が終わらず、精神的・体力的にしんどい
・ひっきりなしに問い合わせ、突発対応あり

と、いう状況でして、一言でいうと「やばい」。
(単に私のスキル不足だけではなく、人の異動・退職による人員不足、という環境的な要因もあり、私だけでなく他の人も似たような状況です)

最近、それを見かねたプロジェクトのメンバー(複数!)から「もっと頼って」「もっと仕事を振って大丈夫」と言ってもらいました。
(私のいないところで「Fujicoさんが早く帰れる様に!」と言ってくれていたらしい)
それを受けてPM(プロジェクトマネージャ)から「とりあえず抱えているものをお願いしよう!」と言われ、戸惑いながらもお願いすることに。

どうやる?


・困っていること、止まってしまっていることを大小問わず書き出し、人にお願いする
・体裁は問わない。スピード重視。説明までに書ききれなかったことは口頭で補足

お願いの際は可能な限り具体的に!
・納期(4/16 12:00までに など)
     ギリギリなものほど言いにくいが、ギリギリなほど明確に!
・どこまでやって欲しいのか
    (データ作成だけなのか、提出・報告まで必要なのか  など)

また、過剰に申し訳なさそうにしたり、やたらと謝らないこと。
(その方が相手も気持ちよく受けられる)
あと、部分だけでなく役割ごとお願いする方が相手も動きやすい。

頼ってどうだった?

・止まっている仕事が動き始めた
・やってもらえた

ありがたいことにメンバーはみんな優秀で、説明が足りなくとも自分自身で考え、確認して提案出来る人ばかりのため、私がやるより早く、良いものが出来上がりました。
(これにより「私のいる意味って……」という別の悩みも出てきましたが笑、仕事としては◎)



これまでの頼り方


これまでは、

・お願いしたいことを洗い出す
・背景・手順をまとめる
・しかるべき人に打診、OKだったら説明してやってもらう
・やってもらった内容をチェック

というやり方をとっていました。
真っ当なやり方ですね。
これを早めに出来るのが理想ですが、現実はそうもいかず。

なぜ頼るのが苦手なのか

なぜ頼るのが苦手なのか、個人的に考えてみました。


・仕事を頑張ること=自分の価値=抱え込んででもやり通すべき=人に頼る=自分の価値が無い(自分は仕事ができない)と思い込んでいる
・人に頼る=悪いこと=最後の手段と思っている
・迷惑かけたくない、嫌われたくない
・仕事をコントロールしたい=人に任せると自分の100%思い通りにはならない=嫌
・説明したり、準備するのが面倒くさい
・説明すると時間がかかる(自分でやれば今すぐ着手できるが、人に頼む場合は「依頼する→始める」までのリードタイムが追加でかかる)
・上記のことをするくらいなら、自分でした方(抱え込んだ方)が楽、と思っている

でしょうか。
我ながらめんどくさい!笑

ちなみに人にお願いしている間は、動悸がするわ、変な汗かくわ、手は冷たいわ、語尾は弱くなるわ、視線は彷徨うわでただの不審者です。
せめて卑屈になりすぎないように、やってほしいことを具体的に伝えることだけを意識しております。
そもそも「人にお願いして良い仕事なのか」「お願いする内容はこれであっているのか」ということがわからず、自分でも相当ストレスがかかっております。

後輩や配下にある人への指示や依頼は抵抗なく出来るので、「自分としては依頼すべきじゃないと思っている相手への依頼」にとても抵抗がある様です。
(例えば、上司や先輩に資料の印刷お願いする、とか)


ただ人は誰もが頼むのはストレスがかかるみたいですね。

参考図書:「人に頼る技術」


ハイディ・グラント 著、児島 修 訳
「人に頼る技術 コロンビア大学の嫌な顔されず人を動かす科学」
徳間書店 2019年


今後のこと

これからも試行錯誤しつつ、より「人にうまく頼る」ことを学ぼうと思います。
気づきや学びがあったらこちらに書いていきます。
今助けてくれている人の力になれるように、無理せず頑張っていきたい。

いつかこの試行錯誤が自分の、誰かの力になりますように。

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