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日本史好きと言って良いのか問題②

noteで見つけたハッシュタグ「#日本史がすき」。
それにかこつけて日頃のモヤモヤをぶち込んでいきます。①はこちら。


そもそも「日本史」のくくりが大きすぎるぞ。
時代の幅もあるし、ジャンルも多様。
日本史が好き、って言われて最初に思うのは「日本史の…どこいつ誰?????」では無いだろうか。

日本の歴史大きく古代・中世・近世近代)の三つ区分される

デジタル大辞林



ぱっと思いつくのは大化の改新とか関ヶ原の戦いなどの出来事や、徳川家康とか聖徳太子などの人物だろうか。
これは歴史の流れを動かした大きな出来事、政治史だ。
教科書のおかげか日本史=政治史。あとはおまけで文化史、というイメージがあるのではないか。
文化史がテストにでると「最悪〜勉強していないよ〜」というやつ。

でも実はなんでも良いんじゃないのか。

流通史、経済史、言語とかもある。
まんじゅうの歴史もあるし、土地にも歴史がある。
今に至る全ての道が歴史なのだ。あなたも私も。
そう、最近好きになった乃木坂46の歴代シングルを調べるのだって歴史を学んでるってことなのだ。乃木坂好きなら日本史好きだよ。言い過ぎ。

逆に「城が好き」ってのは「日本史好き」ってよりかは「城好き」「戦国以降が好き」とかもっと具体的になるのでは。いや、渟足柵らへんも含めると日本史全体になるのか。わからん。

反対の「日本史嫌い」で考えてみる。
これほとんど「勉強科目としての日本史」が嫌いってことではないのか。
年号覚えられないとか、意味が分からないとか。

あるいは特定の出来事や人物が嫌いってのもあるだろう。でもそれは、その出来事や人物が嫌いなのであって日本史の全てを嫌いという事では無いだろう。まぁ「桶狭間で今川義元が討たれたのが気に食わない、それ以降の歴史は認めない!」勢もいらっしゃるかもしれんが。諦めて戦国無双やろうぜ。

そもそも「日本史を嫌い」と言った所で意味がない。繰り返すが日本史=歴史とは今に至る全ての道。どこからが歴史でどこからが今とか無い。
もちろんこれまで良くない事、悲しい事、愚かな事は繰り返されてきている。今の日本についても善し悪しあろうし、好き嫌いあるだろう。だけど「日本史」って概念には善し悪しないから!(まぁいつからどこまで日本かと言うとデリケートな話ではありますが)



と、するならどちらかというと「興味があるか、ないか」ではないかと思う。
好きとか嫌いに関わらず歴史を生きてるのよ、あなたも私も秋元康氏も。(気に入った)



あと、個人的には「好きとはなんだ」問題も気になってます。次で考えてみよう。



みんな大好きしゃこちゃん置いときますね

https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=J38392








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