見出し画像

岱明海床路。有明海のさざ波に沈む道と電柱。(熊本県玉名市)

潮が満ちると有明海へ沈む道と電柱。

遠浅の海「有明海」に向かってまっすぐ伸びる舗装道と立ち並ぶ電灯が付いた電柱。潮が引いた時だけ現れる「海床路」「海中道路」。同じ有明海の宇土市の「長部田海床路」ほど有名でないものの、玉名市にも「岱明海床路」がある。

長部田海床路でもノスタルジックな夕暮れが人気だが、両側から寄せる穏やかな波と昼の陽光が綾なす路面の揺らぎも美しい。

DJI_0433.00_04_59_24.静止画008

海の中の電柱がつくりだす不思議な景観。玉名市の隠れた観光スポットで、夕日、夕焼けの撮影スポットでもある。

画像4

広大な干潟の中を歩いていける。

干潮時には歩きながら遠浅の海、有明海の干潟の海を見渡せる。対岸は島原半島、雲仙普賢岳。

DJI_0433.00_08_15_21.静止画015

画像2

満潮に近づくと道は海に沈んでいき、穏やかな波の中に電柱が並ぶ幻想的な風景に。

DJI_0433.00_00_24_03.静止画004

DJI_0433.00_06_00_04.静止画013

DJI_0433.00_01_22_04.静止画018


有明海の向こうには雲仙、島原半島。宇土市の長部田海床路はむぎ焼酎のCMに登場して話題になり、映画『千と千尋の神隠し』に登場した「海原電鉄」を彷彿させるとしてインスタ映えのスポットとしてSNSで人気に。長部田海床路は道の左側に電柱が並んでいるが、岱明海床路では道の右側に並んでいる。

画像15

DJI_0433.00_00_31_08.静止画017

画像9

画像10

長部田海床路と違い主要道路から離れている岱明海床路は場所が分かりにくいが、グーグルマップには「海中道路/岱明海床路」として載っている。駐車場はないので、長保排水機場横の道路脇などに停めて堤防に上ると見えてくる。

堤防の上から見下ろすことができるので長部田海床路とは違う雰囲気の写真を撮ることができる。

海中道路/岱明海床路(熊本県玉名市岱明町浜田)
https://goo.gl/maps/8MSjRDYXJohatsJFA

ノスタルジックな雰囲気の夕暮れの海床路。

画像11

画像12

星空の下の海床路と島原の夜景。

画像6

画像7

近くには癒しの海岸「鍋松原海岸」がある。

近くには砂浜、干潟、夕日を楽しめる癒しの海岸「鍋松原海岸」がある。全長約400mの砂浜(人工ビーチ)と松林沿いにのびる600mの遊歩道がある熊本県北唯一の海水浴場。海岸には物産館「磯の里」、塩美容ブームの効果で人気を呼ぶ「潮湯」があり、事前予約すればバーべーキューも可能。

【鍋松原海岸・鍋松原海水浴場】(熊本県玉名市岱明町鍋2320−56)
https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/413/10658.html

YouTubeチャンネル「玉名の自然、景観、風物詩。」



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?