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旅の伴にした本(9)ー東海道・山陽新幹線の歴史を読み継ぐ

写真の3冊の本は出版時期が大きく異なるのですが、どれもとても読み応えのある解説書になっています。

写真左の新書はかなり最近出版されたもので、新幹線初の2階建て車両を連結した100系新幹線にまつわる話をまとめたもの。福原俊一著「新幹線100系物語」ちくま新書刊です。
写真真ん中の文庫は20年以上前に発売された書籍が文庫化されたもので、東海道新幹線で営業最高速度270km/hを達成した300系新幹線に関連する話をまとめたもの。大朏博善著「新幹線のぞみ白書」新潮文庫刊。
そして写真右の書籍は10年ほど前に発売された書籍で、現在の中心勢力となったN700系の開発秘話をまとめたもの。読売新聞大阪本社編「最速への挑戦ー新幹線N700系開発」東方出版刊。

初代0系に関する著作は両手に余るほど多彩なラインナップがあるので、ここでは割愛しますが、新型車両の開発秘話から営業運転を始めた頃のエピソード、前史や今後の展開についてなど、いろいろな角度から多彩な史料・データで読者を唸らせてくれます。

まもなく大型連休。ご家庭でのんびりできる時間を活かして、60年に迫る東海道新幹線の足跡を少し専門的な知識に触れるかたちで味わってみませんか?

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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