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本に関する話

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noteに投稿したもののうち、本にまつわる話をまとめました。
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記事一覧

旅の伴にした本(41)―The JR Hokkaido 北海道への旅

こちらも旅の途上で読むのが楽しみな冊子、その集大成となる著作となります。 北海道新聞社刊…

旅の伴にした本(40)きっぷのルールハンドブック 三訂版

今回の書籍は旅の伴にするというよりは、旅の前に伴としておく書籍なのかもしれません。 土屋…

今年もたくさん数字を読むぞっ

今年(2024年)は定番ものに+αどころか+βもついてくることが確定してしまっており、分厚い読…

JTB版私鉄時刻表(関西・東海版)

私鉄版としてはかなりごぶさたでしたが、ダイヤだけではなく運賃も多くの路線で変化があったこ…

旅の伴にした本(39)鉄道無常 内田百閒(けん)と宮脇俊三を読む

まさに旅の伴にするにはもってこい、なテーマの著作を読みました。 酒井順子著「鉄道無常 内田…

読んだふりしたけどぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法

題名が長いです。はっきり言うて。 「(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作…

翔んで埼玉アンソロジー「埼玉解放戦線調査報告書」

こちらは2023年12月に出版された「翔んで埼玉」のアンソロジー。 その名も「埼玉解放戦線調査報告書」。魔夜峰央監修、宝島社刊。 腕に覚えのある(?)18名の執筆者によるアナザーストーリー。実は〆に原作者の魔夜峰央も寄稿しているという、ある意味ゼータクな1冊。 埼玉解放戦線といっておきながら埼玉が出てこなかったり、埼玉の地名は出てくるけど……なナナメ上の作品もあったりで、「わかる人にはわかる」エンターテインメントが凝縮されています。 思っていた以上に、お買い得な著作でご

ドラゴンクエスト名言集ーしんでしまうとはなにごとだ!

題名だけを見聞きすれば、なかなか衝撃度が高めの著作です。 ドラゴンクエスト30周年を記念し…

近鉄とファン大研究読本 私たち、ついに関西に乗り入れました

関西に初乗り入れとなったファン大研究読本。今回は近鉄です。 営業キロ私鉄最大を誇る近畿日…

2023年冬期の書店まいり

今年はいわゆるクリスマスイブイブに書店通い。 この日でないと今冬は営業時間内に足を運べな…

旅の伴にした本(38)平安の文豪

こういった切り口で歴史を楽しむのも、いいものです。 旅の伴にした本の38冊目となります。 ポ…

デジタル時代の情報発信のリスクと対策

企業・団体向け専門書の位置づけではありますが、いまもはや一億総発信者となっているわれわれ…

冬の時刻表を読む楽しさ

近日発売されたJTB版小さな時刻表の冬版。数年ぶりとなる越年列車や初詣列車の掲載を見ると…

旅の伴にした本(37)久米宏です。

2017年に刊行された著作が先日、文庫本として発売されたものです。 久米宏著「久米宏です。ーニュースステーションはザ・ベストテンだったー」朝日新聞出版 刊。 自叙伝としてTBSに入社してから50年の間にどのようなことを考え、行動してきたかを述べた著作。ニュースステーション終了後しばらくして、テレビの表舞台にあまり出てこなくなった著者自身の目線で見えてくる芸能界やマスメディア、そしてそれに関わった人々のあれこれ話にたくさん触れることができます。 自分の中で印象が深い久米宏さ