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離人に似た何か

自分が生きてるのか、はたまた違う状態なのか分からなくなる時がある。

目の前の見えているものに、
「これはなんだ?」とまでは行かないけれど、
なんか見えてるものが不思議に思える時がある。
目の前に見えてる自分の5本の指の手に
「なんで5本なんだ」と思う。

そこから
「なんで自分はここにいるんだ」
「見えてるものは本当に目に見えてるままなのか」
「何か既に出来ている映像を見ている気分になる」
「さっき歩いてきた記憶みたいなものはあるのに、今ここに座っていることが不思議」
「(仕事をしていても)なんでこの人たちは私の周りにいるんだろう」とか

感覚としては、目というふたつの穴から、毛皮みたいなものを被ってこの世界を見ている気分になる。
なんかこう、違うところから見てるみたいな。

宇宙人なんじゃない?って言われたら何となく納得は出来なくもない。
何故か分からないが、身内から宇宙人かなと思うって言われることはあった。

宇宙人であろうがそうでなかろうが、感じてる感覚に変わりは無いのだから、どっちでもいいやと。

物理的な痛みがあるから生きてるって感じられるって感覚は分からない。痛いは痛いで終わりだし、それ以上でもそれ以下でもない。
だから多分離人してる訳では無いんだと思う。
感情は普通にあるし、体は普通に動かせるし。

よく分からんな。

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