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もしわが子がドナーになったら

私はかなり短気な性格だと思う。

3歳半を過ぎても未だイヤイヤ期を脱しない娘に対して、毎日毎日「早くやって!」「何回言えばわかるの!?」と声を荒げてしまう。

娘は娘で「いまやるって!」なんて大声で叫んだり、逆に飄々としていたり。

でも時々「ママがやさしくしてくれない〜!」と泣き出したり。

まだ小さな娘に怒りをぶつけるのは絶対に間違っていると頭ではわかっていても、なかなか感情がコントロールできない。

下の子まで泣き出したりすると本当にすべて投げ出したくなるときもある。

しかし、今日偶然見た記事にこんなものがあった。

4歳頃に難病を発症して入院生活になり、臓器提供を待っていたところで容体が悪化し脳死状態になった女の子が、ドナーとなったというものだ。

ご両親の気持ちを想像すると涙が込み上げてくる。

楽しかった思い出もたくさんあるだろう。

もっとこうしてあげればよかったと思うこともあるだろう。

自分のことに置き換えてみて、「このままじゃダメだ」と思った。

いま子どもたちは元気だが、いつ病気やケガで同じような状況になるかわからない。

「もっと優しくしてあげればよかった」

「もっと甘えさせてあげればよかった」

「もっと笑ってあげればよかった」

「もっと抱きしめてあげたらよかった」

そんな後悔をしてしまうんじゃないか。

過ぎ去ってから、失ってから気付くのでは遅すぎる。

明日からは笑顔で優しいママになれるようにもっと頑張ろう。

この瞬間をもっともっと大切にしよう。


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