【子育て】noteで学べる不登校の基礎基本②~不登校にならない子は「ストレス耐性」が育っている~#529
おはようございます、tamamioです(^^)先日から、不登校の基礎基本について発信しています。
本日はその2回目「ストレス耐性の高め方」の発信です。
1 ストレス耐性の高め方・2
「ストレス耐性」とは、小柳憲司先生は「柔軟性のあるしなやかな力」と定義しています。
具体的には、これです。
このストレス耐性は、生まれつきに備わっている素質ではなく、育てることのできる力です。
では、どのように育てるのか。小柳先生は、次の2点を挙げています。
この2点の育て方を、以下にご紹介します。
2-1 ストレス耐性の育て方①自己肯定感を高める
自己肯定感とは、小柳先生は次のように述べます。
勉強や人間関係などが、うまくいかないこともあります。そんな時は、「何とかしよう」ともがくことも大事ですが、
同時に「ちょっと待とう」という姿勢も大事なのだそうです。「避けて通る、しのぐ」力ですね。
「ちょっと待」つために必要なのが、「自分は何とかなるさ」という自己肯定感です。
自己肯定感の育て方は、もうこれしかありません。成功体験の積み重ね。
2-2 自己肯定感は「成功体験の積み重ね」から
小柳先生は、次のように述べます。
成功体験の積み重ね。まさに、私たちTOSSの目指すところと一緒です。
国語や算数など、教科の指導法を学ぶのも、学級経営や特別支援教育を勉強し続けるのも、全ては「子どもの自己肯定感を高めるため」。
「できた!」体験を重ねることで「自分もやればできる!」という自己肯定感が育っていくのです。
3 ストレス耐性の育て方②安心感を与える
安心感とは、私たちがイメージするその名の通りの「安心感」です。
この安心感があると、失敗した時やうまくいかない時でも、周囲に「助けて」「手伝って」ということができます。
「助けを求める力」の源が、安心感なのです。安心感を育てるためにはやっぱりこれです。
4 自己肯定感を高める難しさ・2
以上、自己肯定感と安心感を高める大切さを述べてきましたが、最後に一つ、自己肯定感を高めることの難しさについてお話しておきます。
自己肯定感は、以下の2点の理由で高めることが難しいです。
1は、自信を失ってしまうからです。一度、自己肯定感が高まっても、それを維持し続けるには、やはりそれなりの努力や工夫が必要です。
そして2が一番の問題かもしれません。
自己肯定感がどん底まで低下している子は、やっぱり挑戦なんてできないもの。それでも、成功体験を積ませて、自己肯定感を回復させたい。
だから、課題のハードルをうんと下げて、「できた!」「できた!」を重ねて・・・と、地道にやっていくしかないと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!次回は、皆さんこれを知りたいのではないでしょうか?
「不登校気味なのですが、『登校刺激』は与えたほうがいいの?」について発信します。
では、今日も素敵な一日を!
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