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【子育て】反抗期。誰もが通る道だけど、その過程が過酷すぎる方へ・言葉のプレゼント#298

おはようございます、tamamioです(^^)子育て中の皆さん、お子さんの反抗期に、心が折れていませんか?

今回は、特に男の子の反抗期の対応と、希望のもてる言葉をご紹介します。

1 その子らしさを発揮させ、成功させる子育て法

本日のおすすめ本は2冊あります。まずは1冊目、ドン!

謎解きで活躍する松丸亮吾さん、メンタリストDaiGoさんら4兄弟を育てたご両親の子育て本です。残念ながらお母様はお亡くなりになられていますので、お父様と松丸4兄弟の目を通した「親子の子育て本」です。

松丸4兄弟はすごいですよね。4人それぞれが、それぞれの道で成功を収めている。「兄弟全員東大」「全員医者」は聞きますが、松丸家は全員バラバラ。「その子らしさを発揮させながら成功させる子育て法」が学べます。

2 男4人の「反抗期」って・・・

本書の中で、私が一番興味深く読んだのは、「第3章 怜吾編」でした。松丸4兄弟の3男で調香師・ドラマーとして活躍する怜吾さん。

松丸4兄弟のそれぞれに、いじめ、ひきこもり、天才児みたいな特記事項があるのですが、怜吾さんにはそれがない。それだけに、細々とした子育てのあれこれが伺えて、それが興味深かったです。

私の一番知りたかったことも、怜吾さんの章にありました。

反抗期
反抗期で言うと、中学受験のときは多情多感な時期だということもあり、四人とも妻に対してかなり反抗的な態度を取っていたと思います。
(p100)

こんな風にさらりと書いてありますが、「かなり反抗的」って・・・。そして一人でも大変なのに、それが四人。考えただけで心が折れそうです。

(前略)妻から言われた言葉にムッとなって反抗し、泣かせてしまったこともあるそうです。(p101)

やっぱり~!私なら、家出しますね。

3 納得!男の子の「三語・四語主義」

残念ながら、本書にはお母様がどのように乗り越えられたのかは書かれていません。そこで、男の子の反抗期についてとても勉強になる本をご紹介します、ドン!

本書、第1章の一番目に「反抗期への対応」が書かれています。それだけ、男の子の反抗期に悩むお母さんが多いのでしょうね。

「うるせぇ!」にカッと来てはダメ。
「うるせぇ」は「ねえ、母さん」と同義語
(p18)

同義語って言われても・・・、ねぇ。著者の柳沢校長先生は、自説の「思春期男子の『三語・四語主義』をこう紹介されています。

三語主義は「メシ、風呂、寝る」の三語のみ。
四語主義は「メシ、風呂、寝る、うるせぇ」の四語で会話を済ませようとすることです。
(p18)

4 反抗期は、少し離れて静観を

男子でも女子でも、思春期になると急激に世界が広がります。友達、部活、そして自分自身。そういう「大人が介入しない世界」が楽しい時期です。

そもそも男の子は、息子の何もかもを知ろうとする母親が「うるせぇ」のです。母親に知られたくない、介入してほしくないことがたくさんあるのに、知ろうとするのが「無理」!(p20)

私たち親は、子育ての段階が変わったことを理解し、「少し離れて静観してください。(p19)」とのことでした。

5 この「五語」になったら反抗も一段落

とはいえ、やっぱり「うるせぇ」には心が折れます。一過性のものだと思っても、当事者には「いつまでも続く地獄の日々」。

そんな私たちに、柳沢校長先生は希望のもてる言葉もかけてくれます。

そうしているうち、息子は少しずつ成長し、「メシ、風呂、寝る、うるせぇ」のほかに、もう一期、「ありがとう」が加わるときが来ます。(p21)

この「五語主義」になったら、男の子の成長も反抗も一段落。「ありがとう」と言われるその日まで、強く明るくたくましく、子育てをしたいですね!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!今日はクリスマスイブ!大人の私もワクワクします(^^)

では、今日も素敵な一日を!そして、Merry Christmas!

私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。