【子育て】子どもの習い事。選択の基準はコチラ~『二月の勝者』塾講師の名言より~#428
おはようございます、tamtamioです(^^)子育て中の皆さん、お子さんの習い事はどう選択されましたか?
今回は、「習い事シリーズ」第3弾。「ある母親からの相談」をもとに発信します。
前回までの発信はこちらですので、よろしければこちらも!
1 ある母親からの相談
私は小学校教師です。ある面談で、お母さんからこんな相談を受けました。
「習い事は、何をさせたらよいでしょうか」
女の子ママからの相談でした。お子さんは、マジメすぎるほどマジメな子。ものすごくよくできる、というわけではありませんが、勉強についていけてないわけでは全然ありません。
お母さんの質問の意図は、「この学力が足りていないから、こういう塾に行かせてください」ということを聞きたかったのか、
「言語力は将来必要なので英語塾」「プログラミング教室で学ぶとプログラミング的思考が」とか、言ってほしかったのか。
その意図は分かりませんが、私はこう答えました。
2 お子さんに、どういう人間に育ってほしいですか?
「お母さんが学力のことを心配されているのなら、それは現時点では心配ありません」
「その上で『習い事』と言われるのなら、娘さんに『どういう人間に育ってほしいか』を考えて選択されると良いかと思います」
もちろん、お母さんは腑に落ちない表情でした。きっと「スパッ」と答えが欲しかったのですよね。でも、そうはしません。
「どういう人間に育ってほしいか」。この言葉は、名著『二月の勝者』の塾講師・桂先生の名言です。
左の女性が桂先生です。桂先生が、志望校選びに迷う保護者にかけた言葉が「お子さんにどういう大人になってほしいですか」です。(※手元にないので、巻は不明です。また、正確な引用ではありません。)
3 習い事なら「この基準」で!
創造性を発揮できる人間になってほしいのか、理数系の思考を育てたいのか、はたまた、人を思いやれる人間になってほしいのか。それによって、選ぶ学校は変わってきます。
習い事選びもそうだと思います。「その習い事を通じて、何を身に付けさせたいか=どんな人間になってほしいのか」。それを明確にして選択すれば、どれでも正解なのでは、と。
『二月の勝者』では、カリスマ講師・黒木先生が「偏差値の高い学校を」とも述べていました。偏差値の高さは、将来の選択肢の広さ、人間関係の質の高さにつながるからです。(塾の業績的にも◎!)
まぁ、これはあくまで習い事の話。学校ほどシビアに選択する必要はないので、「どんな人間になってほしいか」で選択してもらえば、と思いました。
そういうtamamio家はどうかと言うと、実は、あまり意識したことはありません。
でも掘り下げると、絶対に「何か」があるはず。特に「選ばなかったもの」の中に、それを見つけられるように思います。
なので、機会があれば発信したいと思います。(果たして、需要はあるのか???)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
今日も素敵な一日を!
私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。