社用携帯、iPadを手放したら〜産休スタート〜(718文字)
10月に入り、
今年も残すところ、あと二ヶ月。
私は、あと58日で出産予定。
本来なら10月21日から産休に入り、
それまではバリバリ働く予定だったが
そんなに上手く
予定通りはいかない。
切迫早産気味になり、あえなく早めに休みに入った。
今までは、当たり前のように手元にあった
会社に貸与されていた
携帯とiPadも
産休育休中は使えないので
返却することに。
営業の仕事をしているので
平日だけでなく、土日でも
勤務時間外でも
当たり前のように電話対応していた。
それからも
開放される。
一人目の産休育休の際には
手放すことに寂しさを感じた。
社会との唯一の繋がりが
切れてしまうように感じたからだ。
2回目の産休となった今は、
寂しさよりも
清々しさを感じる。
なぜか。
それは、
社用携帯たちを手放しても
社会との繋がりを自ら作っておいたから。
9月中に
オンラインコミュニティに申し込んだのだ。
そこから色々派生して
オンラインで研修を受けるようになり
家に居ながらにして
学びの機会を得て、
家族以外の人間と話しをすることも
できるようになった。
これは、私にとって
画期的な変化だった。
ちゃぁちゃん、今から駆けっこしまちゅね〜
お母ちゃん、今から駆けっこしますね〜
人が誰もいなくて、貸切状態の支援センターで
2歳の娘が、短い足をバタバタ
小さな手をフリフリしながら
一生懸命に走り出した。
そうだ。
お母ちゃんも、産休スタートのテープを切った
という事にしよう。
キャリアのブランクにするのではなく
キャリアアップの為の
準備期間が
今回の私の産育休だ。
秋晴れの青空。
澄んだ空気を身体中に取り入れて
自分にも、お腹のムスメにも、
新鮮な空気をお届けした。
ぁあ〜、気持ちいいなぁ。
さぁ、新しいスタートを切って
新しい私になろう。
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