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読書時間をいかにして毎日作るか

本を読みたいけど忙しくてなかなか時間がない、という人は多いと思います。そんな人がどうやって読書時間を作ればいいか。

日々の生活の中で、他にやることに比べ本を読むことの優先順位が下がっているからなのですが、どうやったら優先順位を上げさせられるか。

結論から言うと、

読書を習慣化する

のが正道になると思います。

「じゃあどうやって読書を習慣化すればいいの?」というところを今回は中心に書いていきたいと思います。

これから書くことは目からウロコのライフハックなどではなく、ごくごく当たり前のことです。何をいまさら偉そうに言ってんだ、と思う方もいるかと思いますが、悪しからずご了承ください。できてない人のために書きます。

なぜ習慣化なのか

個人的な話なんですが、最近ジムに通い始めました。

日頃の不摂生がたたってプクプク太り始め、先日の健康診断で体重がヤバイことになっていたので、ダイエットと健康促進を目的に始めることにしたわけです。ジムに通うにあたってぼくが最初にやったことは、「いかにして日常生活の中にジムを組み込むか」のスケジューリングです。

毎日ほんと忙しい。1日24時間まじ足りない。

移動時間含めて仕事は1日14時間。睡眠は1日6時間。勉強やブログ執筆が2時間半。食事や家事が1時間半。この中から1時間半、何かを削ってジムに割かないといけない。

「時間ができたら行こう」はすぐに行かなくなるパターンです。何か特別な理由がない限りは必ず行くようにしないと習慣化しない。1日の行動パターンにジムを組み込むのが大事です。

ぼくは結局、仕事を1時間、勉強・ブログ執筆を30分削ることにしました。質を落とさずちょっとパフォーマンスを上げるだけで時間を削減できるだろうという算段からです。

長くなりましたが読書もこの発想に近いと思います。1日の行動パターンの中に読書を組み込むこと。読書を習慣化すること。これが読書する時間を作るポイントになると思います。

いつ読書をするか

では1日の時間の中でいつ読書をルーティーンに組み込むか。

ここは人が100人いれば生活が100通りあって、それぞれの時間の作り方があるので「ここがいい」とはなかなか言いづらいものです。

最も考えられるパターンは例えば。

・朝の起床時間を早めて、読書時間にする

・通勤時間のスマホゲームを止めて、読書時間にする

・仕事を早く切り上げて、読書時間にする

・テレビやドラマを見るのを止めて、読書時間にする

こういうところになるでしょうか。まずは30分。自分が削れそうな時間を探してみることをお勧めします。ちなみにぼくの読書時間は、「移動時間」と「会社の昼休み」のみ。1日2時間半くらい。起きてる時間の15%は読書時間と考えると結構デカいものです。

乱読のススメ

読書が続かない人の特徴に「途中で飽きる」ということがあります。

いやちゃんと読まないと、と思って真面目に読み進めてしまう人もいるんですが、続かないなら辞めてしまっていいと思います。

ぼくもかなり飽きっぽい性格なので、いつも同時並行で5~6冊を読んでいます。ビュッフェと同じで、今日はこれ読みたい、今日はこっちの気分といった具合で毎日読む本を変えればいいのです。「これを読まないといけない」と自縛する必要はないと思います。

図書館のススメ

そんなたくさんの本を買う金がない、という人はぜひ図書館へ。

最寄りの図書館が小さい場合は、県庁所在地など大きめの都市にある図書館へ行ってみましょう。どうせタダなんですから、重いけど手当たり次第にガンガン借りましょう。読み切れなくても全然かまいません。

そして重要なのは、「図書館に行くことを習慣化する」ことにあります。

ぼくは第1・3の木曜日にだいたい図書館にいくことになっています。この日はジムはお休みで、ジムの1時間を図書館の1時間に変えます。図書館には長居しません。時間内で全力で面白い本を探し、とっとと帰る。これも習慣化の一つのコツだと思います。

でも新刊も読みたいぞ

本屋に行くと面白そうな新刊がどさっと並んでいます。

なんで本屋はいつも面白そうな本ばかり並べるんでしょうか。お金が足りません。

買えないけど読みたい本はちゃんとメモっておいて、あとで中古書店、オークションサイトで探して安く手に入れましょう。図書館に入るかもしれませんし。そしたらタダです。メモも習慣化すると探したい本のバリエーションがグッと上がります。あ、これ面白そうと思っても、秒でそのタイトル忘れちゃいます。

読書の精度を上げる

読書をしても全く頭に入ってこないという人は多いと思います。昨日読んだ箇所をまた読んでもさも初めて読んだかのように読めてしまう。

それで別にいいやって人もいると思いますけど、せっかく読んだんだからある程度記憶に留めたい。そんな時は一回ざっと読んだ上で、紙のノートでもスマホのメモ帳でもいいので、内容を自分なりにまとめてみるのがいいです。がっつりでなくてもよくて、「ああ、こういった内容だったね」ってのが自分が思い出せるレベルでいいです。

そしてくどいですが、「まとめを習慣化すること」です。

ぼくはブログを書くことが習慣化してるので、本屋と図書館に通って本を読んで内容をまとめることが習慣化しています。やらないとちょっとモヤモヤする、気持ち悪い、くらいにまで達したら完璧に生活の中に組み込めている証左だと思います。

まとめ

顔を洗わないと気持ち悪いように、本を読まないとソワソワする、くらいになればホンモノです。

そこまでなってくださいとまでは言いませんけど、自分の24時間の中で必ずどっかにある無駄な時間、効率よくできる時間があるはずです。今まで死んでた時間が本で満たされることで広がる世界は大きいと思います。

あと、「時間作って習慣化」は読書だけでなく学習とかスポーツとか何でも適応できると思います。ポイントは、「基本毎日やる」です。

それではまた。

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