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尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
2021年2月6日 11:56
1880年代半ばのニューヨーク。ヘンリー・C・フロイントという男が「砂糖精製に革命をもたらす手法を発明した」と主張し、投資家からお金を集めはじめました。曰はく、現在使用されている技術では粗糖1トンにつき10ドル前後かかる一方、彼が発明した電気を用いた精製技術を使うと、1トンを80セントで精製できる、さらには短時間かつ高品質のグラニュー糖が作れる、というものです。革命的な砂糖精製プロセス