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災害医療

「毎週note投稿」3回目。順調。

東日本大震災から今年で13年。
RADWIMPSのアルバム『2+0+2+1+3+1+1=10 years 10 songs』を改めて聴き直した。
このアルバムにはRADWIMPSが3.11に向けた曲が入っている。

当時私は幼稚園生だったが、震災の記憶は全くない。当時の様子は家族から聞いて初めて知った。
マグニチュード9.0という大規模な地震・津波が実際に起きたということ、また震災による死者・行方不明者は2万人超えで今も避難生活を送っている人がいるということを改めて認識した。

数ヶ月前、大学のゼミで「災害医療」について学んだ。
災害時には支援活動を行うため薬剤師も出動する。具体的には避難所での服薬指導や医薬品などの供給を行う。
医療支援シミュレーションとして、基本原則であるCSCATTTをおさえながら5~6人ほどで実践してみたがとても難しかった。

まずCの指揮・統制で誰が指揮するのか、誰に情報伝達すればよいのかを確認する。
Sの安全では、自分が救援へ行く際に落石などで被害を受けて助けられる側にならないように安全確認を徹底する。
Cの情報伝達では、トランシーバーや(使えたら)携帯などを用いて情報共有を行う。引き継ぎなどでも大切だ。
Aの評価では、今の状態の把握とその後の対応について考えたりする。
このCSCAがとても大切で徹底的に行なう必要がある。

災害現場ではクロノロ(クロノロジー、災害時活動記録方法)という、発信元、発信先含め入ってきた情報をそのままの内容で時系列順に手書きで記録を残す。実際にやってみたが、災害対策本部や消防、受付などからたくさんの情報が入ったり(病院の様子、DMATの派遣など)、記録の最中に地震が発生したりととにかく忙しく大変だった。本当はダメだが、だんだん頭がパンクし始め被害状況と派遣チームの動きなどが分からなくなってしまった。

START法やPAT法によるトリアージについても黒・赤・黄・緑の判断に時間がかかってしまった。何度かやってみたが、スムーズに行えるようになるにはもっと練習が必要だ。


震災についてまだまだ知らないことだらけの私。こんな私が災害時に人の命を救うことができるのか不安だらけだ。
また、避難所などで快適に過ごすことができなくて困っているというニュースを見たことがある。このような時はどう判断すれば良いのか、何度考えても決められない自分がいる。

ただ、最低でも私が薬剤師になったら逃げるような発言はやめよう。ちゃんと立ち向かうようにしよう。

今は全力で薬学部の勉強に励んで、立派な薬剤師を目指す。
将来、多くの人の命を救う薬剤師になる。


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