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枯れてもなお咲く生命の連鎖


今月の ”一花一葉” スタイル。流線と直線のコンポジション。
テーマは「みだれ髪」です。

3月の文学と一花一葉講座では、与謝野晶子を取り上げて参ります。

人は、花の生命は儚いなんて言います。しかし、どうでしょう。

”人の夢とペンで書けば儚いって読むのですね”
という歌が昔ありました。(松田聖子の花一色より)

花は枯れても、また翌年には同じ花を咲かせます。
人は枯れたらもう同じ花は、私という花は咲きません。

花を生ける(活ける)とは、プロ・アマ関係なく、命をかけた芸術でなければ単なる戯れ。

生命という煌くものの中に私は美を見出す。花だけに限らず、勝負の世界でもそうでしょう。

ボクサーは勝つためにリングへ上がるのではない。一瞬にせよ真っ赤に燃え上がる、命を生ききる為に!(やや、あしたのジョーの読み過ぎ感あり…)

目の前の生命に向き合い、その一瞬間に生き、生かすことで立ち現れる美しさ。それを発見する人がいるからこそ更に生かされて行く。
生命の連鎖。
そんな世界を私は創りたい。


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