tamaki niime

We are nature brand. https://www.niime.jp/

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マガジン

  • niime百科

    一貫した姿勢を芯に保ちながらも柔軟に大胆に刻々と変化し続けるtamaki niime の、その時々の姿かたち・想いと考えを、「日本のへそ」から世界中のあなたにお届けするページ。

  • niime研

    tamaki niime 研究室、略してniime研。 兵庫県西脇市にあるtamaki niimeの片隅から、tamaki niime の知られざるこだわりをお伝えするコラムをお届けします。

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#01 ちゃんと伝えなきゃ。-Introduction-

2018.04.01 柔らかで色鮮やかな作品に身を包み旧式の力織機と向き合うストイックで凛とした佇まい。 天日干しした色とりどりのショールが気持ちよく風にそよぐ中、ナチュラルな笑みを満面に日差しと戯れる姿。 「tabe room」スタンプラリーの案内で大きな口を開けて野菜に齧り付くお茶目な表情。 ポストカードやWEBサイトの写真に映るそのどれもが、玉木新雌の虚飾のない実像だ。 そんな玉木の想いを受けて2018年4月吉日、このWEB新企画『tamaki niime 百

    • #10 自給自足を目指して食と農をめぐる新たな実験。

      2018.08.15 緑豊かな「日本のへそ」岡之山の麓、目の前に畑谷川が流れ、コットンを育てる畑がゆったり広がるtamaki niimeのshop&labは、周囲の自然も含めた心地良さに満ちている。そんな恵まれた環境の中で、この地球の生態系に想いを馳せながら、今ヴィーガンとして日々暮らしている玉木にとって、食と農業に対する関心が高まっていくのは必然ともいえるだろう。将来的には自給自足を目指してゆくことを公言する彼女の想いを聞いてみた。 ― 農業に対する関心が深くなったきっ

      • #09 「tamaki niime ふたつ会」を語る。

        2018.08.01 今月11日(土)から19日(日)まで9日間に渡って開催されるshop&labの移転2周年記念イベント「tamaki niime ふたつ会」。shop内はもとよりlabの至るところにお祭りを満喫する老若男女の姿が溢れ、誰もがナチュラルにくつろげる空気感が満ちていたひとつ会から一年。あえてお盆の時期に合わせて開く今回の2周年祭について、玉木と酒井それぞれにたっぷりと語ってもらった。 ― 今回はなんと9日間。すごいですね。 玉木新雌 「どうなるんだろうね

        • #08 “新雌”誕生の時。「女性が活躍できる、新しい社会を創っていきたい。」

          2018.07.15 新しい時代の女性像を創り出し、自ら体現してゆく。2004年、ブランド立ち上げに伴い付けられた“玉木新雌”という名には、単なるファッションブランドの概念には収まりきらない、玉木自身の深い想いと理想が込められている様に思える。 モノづくりの意欲と希望に満ちながら、かつて大手企業の新卒社員として社会の現実にぶつかった玉木。若き日々を語る彼女の言葉から、「tamaki niime/玉木新雌」創設に至る流れを紐解いてみたい。 玉木新雌 「会社で働きながらも、

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        #01 ちゃんと伝えなきゃ。-Introduction-

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          #07 玉木と酒井。それぞれの原点からの歩みとコンビネーション。

          2018.07.01 常識に囚われない。既存のセオリーに委ねる事なく自らの資質に忠実に方法論を追い求め、持てるチカラを最大限発揮してゆく。玉木と酒井に共通するポイントだ。 tamaki niime誕生以前から、相反する互いを理解しようと努め、認め合い・補い合いつつ共に進んできた二人。そんな彼らのこれまでの歩みとコンビネーションについて今回は訊いてみた。先ずは玉木に、自身のモノづくりの原点から振り返ってもらおう。 ― 小学生の頃からご近所のパタンナーの方に教えて貰っていたと

          #07 玉木と酒井。それぞれの原点からの歩みとコンビネーション。

          #06 玉木と酒井によるディスカッション、そしてクリエーションの本質。

          2018.06.15 東京の展示会での織物職人西角博文さんとの出会いが玉木と播州織を結び付けた。「素材としての生地の完成度を追求していけば、面白いものになるという確信があった。磨けば光る価値を感じた。」そう玉木は回想する。播州織という“原石”を見つけ、玉木は何ら自分を縛る事なく、デザイナーとして妥協の無いクリエーションの試行錯誤を続けてゆく事になる。 確かな目的を携えてモノづくりに邁進し、作品として磨き上げてゆく事を得意とする玉木。そして荒削りではあっても、何も無いところか

          #06 玉木と酒井によるディスカッション、そしてクリエーションの本質。

          #05 スタッフ全員が創作を追求する、新たなモノづくり。

          2018.06.01 そのショールに代表されるように、tamaki niimeの作品は年齢や性別・体型に縛られずに身にまとえるという自由さを表現し、国内外の様々な人々に支持され続けている。 理想的なモノづくりの環境であるShop&Labに多彩なスタッフが集まる中で、そこにプラスして今、これまでとは異なったクリエーションの可能性が芽生えようとしている。スタッフ各々が自由なアイデアを持ち寄り、能力を相乗させながら進める創作の試み。 「色にしてもカタチにしても、私だけじゃなく

          #05 スタッフ全員が創作を追求する、新たなモノづくり。

          #04 ショールと玉木新雌流モノづくり

          2018.05.15 軽やかで柔らかな生地に包まれる心地よさ。繊細かつ大胆な色糸の連なりが表現する鮮やかで奥行きのある色合い。年齢も性別も選ばず世界中で愛される自由さ。ひとつひとつが異なった表情を見せる一点モノの愛おしさ。 tamaki niimeを一躍世に知らしめるきっかけとなり、色々な意味でその独自のモノづくり哲学の結晶と呼べる作品がショール、とりわけ1965年製のベルト式力織機でゆっくりと織り上げられる『only one shawl』だ。 玉木が大阪から播州織の産地

          #04 ショールと玉木新雌流モノづくり

          #03 「腹ごしらえ会」を語る。

          2018.05.01 tamaki niimeと食のつくり手の、カラダにも 地球にもやさしいクリエーション「腹ごしらえ会」。 shopの2階にある広々と心地よい空間「tabe room」にて今年1月よりスタート、毎週土曜・日曜に開催、新鮮な野菜をふんだんに使いこだわりある料理を提供するお店が日替わりで登場する。 今回は、玉木と酒井が「食作人」と呼ぶ、食のプロたちによる「腹ごしらえ会」を巡って、ふたりの様々なトークが展開してゆく。 玉木新雌 「昨年9月の移転1周年イベン

          #03 「腹ごしらえ会」を語る。

          #02 地球基準のモノづくりへ。

          2018.04.15 “突き詰めるとモノづくりがこの地球にとってプラスかどうか。そこしか考えない。” 柔和な笑みを浮かべながらきっぱりと、玉木新雌はそう語る。 世界中にtamaki niimeの作品を届ける、自分たちのビジネスが広がってゆくのにつれ付随してくる大量生産・大量消費、地球の環境や生命体への影響の問題。 そこに考えを巡らせ、遂には新たな方向性を見い出すに至った彼女の今の想いを、まずは聴いてみよう。 玉木新雌 「去年の7月だったかスタッフとShop & Labの

          #02 地球基準のモノづくりへ。