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経歴20年超ー50歳を過ぎて充実してきたと思う日本語教師の女

私は少し前に50代になりました。50歳を過ぎた女ってどんなイメージがありますか。私は白髪とシワが多くてちょっとお腹の出た冴えない女をイメージします。あ、今の私がそうだった😆

SNSで垣間見る学生時代からの友達は50歳を過ぎているなんてぜんぜん見えないんです。垢抜けていて、みんなとてもきれい。私は10代の頃から自分の容姿に自信がなかったので、30歳になるのも40歳になるのもとても嫌でした。でも、30歳も過ぎたし、40歳も超えてしまったし、子育てとロックダウンでドタバタしていたら、いつの間にか50歳も過ぎてしまっていました😂

そんな50歳を少しすぎた今がとても楽しくて充実してきているんです。それは若く見えるような美しい容姿があるからではなくて、日本語教育に関して自分が満ちてきているからなんです。自分を満たしているのはこの4つです。


オンラインを活用した新しい授業の試み

ロックダウンで加速したオンラインを活用した授業。もがきながら手探りで授業をしていました。日常を取り戻した今、その頃の経験を活かして新しい授業の方法を試みています。テストをオンラインにしたり、予め短いビデオを録画して予習教材にしたり、授業中はJamboardやPadletのようなオンラインプラットフォームを利用した活動をするなど、ちょっと変化のある授業をしています。

学会誌コーディネーターの責務

ある小さな学会での仕事です。論文執筆者や委員のコミュニケーションをリードする役で勉強の毎日です。失敗して謝ったりしたこともありましたが、そこから新しいことを学んだり、新しい人と繋がったり、肥やしになっています。

日本語能力試験会場校責任者

ここのところイギリスでも盛り上がっている日本語能力試験。受験者は毎年伸びているようで、私が所属している大学も昨年から試験会場になりました。日本語教育と能力試験対策教授経験があるので、会場責任者の仕事を与えられました。日本語教育関連業務で自分が役に立てて、お給料がいただけるのはとてもありがたいことです。去年は100人、責任者になってはじめての試験は受験者が300人。試験監督者などのスタッフケアもあわせて大変なチャレンジでしたが、とてもやりがいがありました!

グループ研究学会発表

イギリス国内の日本語教育者で作る研究グループのメンバーに加えていただきました。トピックは日本語教師の専門性について。内省と対話からどんなことが得られるのか、それを考えています。実は、私がこのブログを書いているのも私の内省なんですね。この研究グループのメンバーが素敵な女性たち。みなさんよく勉強なさって、知識と経験が豊富。こんな方たち研究ができ、時間を過ごせるのがとても幸せです。

日本語教育の仕事を長く続けない方が多いのが現状だと思います。でも、日本語教育は教室で学生たちに教えるだけが仕事ではないと思っています。教える機関や国が変われば、対象者も大きく変わります。できること好きなことを大事にして、多くの人と関わりながら道を歩んでいけば、どこかに新しい道が拓けてくる、そんなことを体感しています。

https://twitter.com/TamakiNihongoUK?t=uxRZVvZREvyss_y3ZgFR8Q&s=09

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