「風の時代 病気をかわす生き方シリーズ」第7回目「女性ホルモン症状・女性器系疾患~女性のカラダは「ホルモン」で歴史を刻む~」

おのころ先生9月「風の時代 病気をかわす生き方シリーズ」第7回目 「女性ホルモン症状・女性器系疾患~女性のカラダは「ホルモン」で歴史を刻む~」が開講されました。
うむむ、私もいわゆる「更年期」といわれる世代に入り、以前とはカラダや月のものが変化してきており、まさに今、知るべき内容!知りたいことだらけ。ありがたいことです。
それでは「女性ホルモン症状・女性器系疾患~女性のカラダは「ホルモン」で歴史を刻む~」の旅に出かけましょう~!


・思春期→周産期→更年期

卵巣の中には卵子の元になる「原子卵胞」がたくさん詰まっていて、これは年齢とともに減る一方。卵子は時間の経過によってもどんどん減少しています。卵子の減少とともに進行しているのが卵巣機能の低下。

31歳ころ…妊娠力の低下
41歳ころ…赴任の始まり
46歳ころ…月経不順の始まり
51歳ころ…閉経

更年期の不調は女性ホルモンを分泌する器官である卵巣と分泌を指令する脳の連携プレーが乱れることによって生じます。

近年、更年期症状が現れるのは、単に女性ホルモンが減るからだけではなく、ホルモン状態が大きく揺らぐことも原因なのではと言われております。
このホルモンの乱高下しながら減っていく状況が体内環境をゆさぶり、つらい症状を引き起こしているのではないかというわけです。


・PMS・月経困難症のココロ
「PMS」…月経の一週間ほど前(排卵の約一週間後)から症状(イライラ、眠気、情緒不安定、頭痛、肌荒れなど)が現れ始め、次第に強くなり、月経開始と同時に消えるという例が最も多い。

月経が終わり、一週間ほどすると排卵が起こります。排卵後に女性ホルモンの一つであるプロゲステロン(水分をため込む働きがあり、むくみや乳房の張りがおきる)を多く分泌し始めます。月経がはじまるとプロゲステロンの量ががくんと減り、症状は一気に消失します。

また排卵後はエストロゲン(幸せホルモン)の分泌量が減るため、感情のコントロールが激しくなったり、うつやマイナス思考になったりすると言われています。

*PMSの症状が出る人、出ない人、重い人、軽い人がいるのはなぜ?
原因はホルモンの波なのでは?その変動に弱い人が不調に陥りやすいのではないかと考えられています。

〈ルイーズヘイさんによるPMSのココロ〉
・混乱に支配される。
・自分以外のものに力をゆだねてします。
→アファメーション
私は私自身の人生を生きる。私は自立した女性なのだ。私は自分のことを愛している。

「月経困難症」…生理中に現れる強い下腹部痛や腰痛などの不快な症状。生理のある30パーセントの女性にみられ、子宮内膜で作られる痛みの物質により、子宮が収縮するために腹痛が起きたり、全身に作用して、頭痛吐き気下痢などの症状が引き起こされます。

〈ルイーズヘイさんによる月経困難症のココロ〉
・自分への怒り。
・自分のカラダ、もしくは女性であることへの嫌悪感

→アファメーション
私は自分のカラダを愛している。自分自身を愛している。自分の身体のサイクルを愛している。すべてがうまくいく。


・骨盤について~希少月経・無月経のココロ
女性の骨盤は男性とは形が違い、出産時に赤ちゃんが通りやすいように骨盤がゆるむようにできている。
骨盤にはセクシャリティの抑圧、インナーチャイルドといった課題がのちに現れやすいです。

「月経不順」
無月経は妊娠していないにもかかわらず3か月以上月経がない状態を指します。
(原発性無月経と続発性無月経の2種類がある)

「PCOS(多嚢胞性卵巣)」
多嚢胞性卵巣症候群とは卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまい、排卵しにくくなる疾患。排卵されない卵胞は卵巣にとどまる。症状として、無月経や月経不順、にきび、多毛、肥満などが出現します。

〈ルイーズヘイさんによる無月経のココロ〉
・女性であることを望まない。
・自己嫌悪

→アファメーション
わたしは自分が自分であることがうれしい


・乳腺症・乳がんのココロ
「乳腺症」…病気ではなく、月経周期のある女性の大部分が有している。一部で腫瘤形成や異常石灰化を含んだり、以上分泌がある場合は検査が必要。

「乳腺線維腺腫」…両性腫瘤。原因はわからない。経過観察になることが大半。

「葉状腫瘍」…短期的にどんどん大きくなるのが特徴。良性がほとんど。

「乳腺炎」…授乳期に多い乳腺炎が「乳汁うっ滞症」と「急性化膿性乳腺炎」。

〈ルイーズヘイさんによる乳腺炎のココロ〉
・自分よりも他人を優先する。
・過度の母性。過保護。支配的な態度。

→アファメーション
わたしは大切な存在だ。わたしは重要である。

「増え続ける乳がん」
乳がん発症多発年齢は40代後半から50代前半。好発部位は左の乳房の方にがんができやすい傾向がある。


・子宮内膜症・卵巣嚢腫のココロ
「子宮内膜症」…子宮内膜に似た組織が腹膜や卵巣、卵管など子宮以外の部位に飛び火して月経のたびにその場所で出血、増殖していく病気。卵巣に飛び火して発症する「チョコレート嚢腫」は患者の8割にみられる。子宮内膜症発症のしくみはまだはっきりとはわかってはいないが、経血を排出するときの支給の収縮が強く、その反動で経血が逆流しているのでは?という説もあります。

〈ルイーズヘイさんによる子宮内膜症のココロ〉
・不安感。落胆。欲求不満。責任転嫁。

→アファメーション
わたしはエネルギーに満ちていて、価値がある。女性であることは素晴らしい。私は自分を愛しているし、満たされている。

〈ルイーズヘイさんによる卵巣線維腫・嚢胞のココロ〉
・パートナーからの攻撃。女性のエゴへの攻撃。

→アファメーション
私は自分の中にあるこの経験を招き寄せた考え方のパターンを手放そう。私はよいことだけを生み出そう。

他、リズブルボーさんの本も参考になります。


・子宮がん・卵巣がんのココロ
「子宮体がんと子宮頸がん」
子宮頸がん…子宮頸部から発生する(20代~40代に増加)
子宮体がん…子宮体部の子宮内膜から発生する(50代がピーク)
卵巣がん…卵巣に発生したがん。良性と悪性、その中間的な境界悪性というものがある。


・更年期障害のココロ
更年期の症状はエストロゲンの急激な低下に、司令塔である視床下部がストレスを受け、自律神経が失調してしまうためにおこります。身体のバランスをつかさどる自律神経がおかしくなるのですから、なんでも起こりえます。


〈ルイーズヘイさんによる更年期障害のココロ〉
・もう必要とされていないという恐れ。老化への恐れ。自分を拒絶している。自分は十分でないと感じている。

→アファメーション
私は人生のすべての変わり目でバランスがとれ、平穏である。わたしは愛をもって自分の身体に感謝する。


・甲状腺疾患のココロ

甲状腺ホルモンは体の発育や代謝機能に大きくかかわっている。「橋本病」は女性の10人に1人が発症すると言われている。
「バセドウ病」は甲状腺がはれたり、ホルモンが過剰に出て症状がでる。若い女性に多いが、中年期以降にも生じることがある。

いづれも症状が更年期の症状と似ているが違う病気の場合もあるので、注意。



【講座を学んで】
今回の講座は女性に特化の講座であり、今現在、更年期といわれる時期にきている私には非常にためになる内容でした。
女性のカラダは、ゆらぎとともに成長しており、いうなれば、一直線な(?!)男性とは違うんだということに改めて気づきました。
ホルモンのゆらぎを感じながら、体調がすぐれないときは無理をせず、また調子のよいときはその心地よさを味わい、これからもゆらぎを感じながら過ごして参りたいと思いました。

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