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「癒しの哲学」4つのエレメントと癒し ②土の癒し

9/24第二回目は「土の癒し」について。
ワタシにとって土といえば、幼稚園の頃は友達もおらず、ひたすら毎日泥団子を磨きに精を出す職人魂で幼稚園に通っていたなあ~(遠い目)とか、20代のころは陶芸にハマっていたなあ~という感じ。
確かに、あの泥の感触はなんとも言えない気持ちよさがあり、あれは「癒し」だったんだなあと今になって気づきました。

ということで、今日も講義の中から気になる部分をピックアップしました。

★大地の女神たち (結構たくさんいらっしゃいますね)
・ニンフルサグ(シュメール)・プリドゥーイ(インド)・トラソルテオトル(アステカ)・パチャママ(アンデス)・テラ(ローマ)・ガイア(ギリシャ)

ワタシ:みなさん豊穣、繁殖など豊かさの女神さまですね。ローマ神話、ギリシャ神話をちゃんと読んでいないので読んでみたいです。そういえば、キャメレオン竹田さんのサロン内での「パチャママワーク」で大地の女神パチャママさんへモヤモヤした不要なものを受け入れてていただいてます!感謝!

★ガイアから様々な神様があーやこーやで生まれ(要ググる)、オリンポス12神もそのファミリー(というべきか?)。

ワタシ:いやいやいやいや、誰と誰が夫婦で兄弟で??なんと複雑な家系。というか神様ですが、喧嘩したり殺したり、人間と同じじゃないですか!日本の神様にも似たものを感じます。。

★哲学者「クセノファス」BC565頃~ 擬人的神観に反対し「神は一にして一切なるもの」と説いた。
⇒あさましい人間の姿を、神々に投影したに過ぎない神観があふれているとして、 クセノファネスはこうした擬人的神観を徹底的に批判しました。

ワタシ:なんとなくわかるような。。

★クセノファスの思想
・万物の根元(アルケー)は「土=地」だと唱えた。
・存在するものの構成要素は4つであり、世界は数において無限であるが時間が経ち変化することで無限になるわけではない、と主張した。
・神の本性は球状であり、人間と少しも似たところがない。そして全体が知性であり思慮であって永遠なものである。
・生じるものはすべて滅び、魂は気息(プネウマ)である、と最初に言い出した。
・エンペドクレスが賢者を見つけ出すことができないといったとき「賢者を見つけようとするものは、その人自身が賢者でなければならない」 と言ったという。

ワタシ:最後の思想、確かにそうですね。。。

★地のエレメント
「地」は空気の対極にある元素で、錬金術では下向きの三角形の中に横線を引いた形で表される。「地」は絶対的な重さを持つ元素である。 ほかの元素の中心、したがってあらゆる存在の中心に位置する。本来の状態では静止しており、そのためこの元素が優勢な物質は動かなくなる。 このような物質を動かそうとすると、それはもとの位置に戻ろうとする傾向を示す。「地」という元素は物を硬く安定で永続するものにし、外形を維持すると考えられて
いる。 私たちの身体を固定し、コンパクトな形にまとめようとする。
「地」の基本性質は「冷」と「乾」。
その二次性質は「密」、「重」、「硬」。

ワタシ:「地」は不動ですね。錬金術の形の髪留めを持っていました。。。

★人間の4つの構成要素
シュタイナー教育で有名なルドルフ・シュタイナーは、人間の本質を存在様式の違う4つの構成要素から成り立っているものととらえました。
⇒4つの構成要素とは(図は要ググる)
◆肉体(物質体)…物質レベルのみの存在でありその意味で鉱物界と共通の存在
◆エーテル体(生命体)…植物は「物質体とエーテル体」からなる存在
◆アストラル体…動物は「物質体とエーテル体とアストラル体」からなる存在
◆自我…人間を他の存在と明確に分けるもの

シュタイナーは、宇宙を構成するものを、熱、気体、液体、固体(火、風、水、地)の四元素に分けて表現しました。これらの要素は人間の4つの構成要素とも特定の対応関係にあります。(図は要ググる)
⇒肉体は「地」を、エーテル体は「水」を、アストラル体は「気体=風」を、自我は「熱=火」をそれぞれの活動の基盤としています。

ワタシ:「土」「肉体」を中心としてその周りに「水」「エーテル体」その周りに…と玉ねぎ断面図のように外へ外へ構成されています。

『旧約聖書』の「創世記」の天地創造において、アダムは、神「ヤハウェ」によって、土の人型(ヘブライ語:アダマー)に鼻からルーアッハを吹き込まれた。

ワタシ:おお「土人形」にルーアッハを吹き込まれ、人間ができたとは!ワタシは信じる。日本の昔話にもこんなんありませんでしたっけ??

さらに、人間の主要臓器の中では、肺は「地」の要素=肉体と、肝臓は「水」の要素=エーテル体と、 腎臓は「気体(風)」=アストラル体」の要素と、心臓は「熱(火)」=自我の要素と関連を持っています。

ワタシ:やはり宇宙と人間のからだはリンクしている。。。。なぜこの要素とこの臓器が結びつくのかしら?また今度調べてみよう。

★地の精霊
木の精、花の精、石の精、洞窟の精らが地の精と呼ばれます。
命を育む地の精は、体や生命に欠かせない知恵を持っています。

・「ノーム」錬金術師パラケルススが提唱した四大精霊のうち、大地を司る
精霊・妖精である。(絵は要ググる)通常ノームは飛んだりせずに一つところに棲みつき、限りある命を生きます。また、シンプルな物事の喜びを教え、物事のタイミングを調整し、真の実りある人生を送る機会をもたらしてくれます。ノームのおかげで人生のすべてに敬意を払うことができ、自分の望みと他人の望みとのバランスを取って、強欲さや他人を食い物にするやり方 から自由でいられます。あらゆる精霊の中でも、おそらくもっとも自然破壊や人間の肉体の軽視を悲しむのがノームでしょう。
けれども、いつの世も変わらずノームは大地に棲み、その存在によって大地の大いなる力を示しています。
・「ピクシー」
イングランドのコーンウォールなど南西部諸州の民間伝承に登場する妖精の一種。(絵は要ググる)ティンカーベルは妖精でなく、ピクシーである。

ワタシ:ノームやピクシーのサポートを得るには、ノームやピクシーの関心を引き寄せ、こちらが同調していることを知らせる。そして、 身体的な欲求を尊重し、地元でとれた無精製の自然食品を食べるのがおすすめだそう。オーガニック地産地消ですかね?
「地産地消」「身土不二」大事です。

★おすすめ本
「生きものはどのように土にかえるのか」(大園亨司著)


「土と内臓 微生物がつくる世界」デイビッド・モントゴメリー+アン・ビクレー [著] 片岡 夏実 [訳]

ワタシ:太古の時代から我々とともに生きている「微生物」。我々と共存共栄の関係である微生物について詳しく書かれている本だそうです。これまた興味深い本です。読まねば!

★地のセラピー
・地のエレメントの精油、ハーブ(要ググる)
・酵素風呂…微生物大活躍
・クレイセラピー(クレイとはミネラルが豊富に含まれる粘土鉱物)
・園芸セラピー
・土いじりセラピー…腸内環境を整える方法の一つ。土壌に生息する腐生性細菌Mycobacterium vaccae菌に・抗炎症・免疫調節・抗ストレス作用が確認されたそうです。このMycobacterium vaccae菌は以前から抗うつ効果があることが知られており、土に近い生活をしているほどうつになりにくいとされていました。

ワタシ:なんだか土のセラピーってたくさんありますね。おのころさんが土の星座の方だから引き寄せが強いのかなあ?(と勝手な推測ですみません)

以上、気になった部分を抽出してみました。

【まとめ】

ということで、ワタシにとっての「土の癒し」とは。

⇒不動の「土」は私たちの核ともいえる物質である。風の気質が強いワタシにとっては土がなければふわふわふわふわ飛びまくり~なのでやはり必要な要素。自分自身も子供の頃から土と触れ合うことが大好きであったことを思い出させてくれるいい機会となりました。
また、土と微生物の関係も面白いし、微生物のその存在の凄さを改めて気づかせていただきました。滅菌抗菌除菌細菌。。と騒がれている昨今、必要だからある「菌」とともにこれからも歩んでいきたいと思いました。「菌」についても知りたい欲求が高まりました。世の中まだまだ知らないことばかり!

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