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#アイルランド
「ゴングなき戦い(原題:Fat City)」/ジョン・ヒューストン監督(1972)
映画タイトルからわかるようにボクシングを描いた映画ですが、この原作は1969年、映画公開は、1972年。つまり、フラワームーブメントのドラックカルチャーによる饗宴が1969年開催のウッドストックフェスティバルとともに、終焉を迎え、泥沼のベトナム戦争の出口も見えない、夢破れた若者たちの落胆と虚無感が充満していた時期であり、映画界は、アメリカン・ニューシネマの時代でもありました。
この映画は、主人公
『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』Crock of Gold: A Few Rounds with Shane MacGowan
年末にケルト系のミュージシャンを呼ぶ10年以上続くイベント“Celtic Christmas”。
今回は、ザ・ポーグスのフロントマンを務めたシェイン・マガウアンのドキュメンタリーも上映されるということで、楽しみにしていたところ、シェーンが亡くなったというニュースで、追悼上映となってしまいました。(その後のピーター・バラカンのトーク・ショーもトム・ウエイツによるシェーンのSNSでのコメントの説明から
「ザ・コミットメンツ」アラン・パーカー監督1991年作品
アイルランド映画祭2023で久しぶりに「ザ・コミットメンツ」を観てきました。
上映後はピーターバラカンさんのトーク・ショーもありました。
30年近く前、ビデオで観た映画でしたが、ピーター・ガブリエルが音楽担当した「バーディー」の監督アラン・パーカーの作品というのがきっかけでした。
アイルランドの首都ダブリン北部に住む労働者階級の若者が当時流行のニュー・ウエーブやヘビー・メタルやはたまたアイリッ