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【和】をテーマに白和えの歌を詠んでみた!

先日、宇治のお茶屋さんで、来年の歌会はじめのお題は「和」だということを教えていただきました。

「歌会はじめって何どっしゃろ。」

気になって調べてみると、人々が集まって共通の題で歌を詠み、その歌を披講する会を「歌会」といい、奈良時代から行われていたそうです。
毎年1月の歌会始の儀では、天皇皇后両陛下の御前で、一般から選ばれた歌が披講されるそうです。


「和」には「性質の違うものがいっしょにとけ合う」という意味があります。
日本を意味する「和」でもあります。

そういえば先日、話題のショーゲンさんがyoutubeで「和える」という日本の文化についてお話されていました。
違いを受け入れるには心のゆとりも大切。

歌を詠むにも心のゆとりが必要。
ゆとりがなければ歌なんて詠んでられない。

お互いが個の良さを消さずに、仲良く存在する。

先日「神様ごはん」でいただいた白和えもそうでした。
穴子、お麸、ほうれん草、柿が豆腐で和えられている。
全く別の物が合わさって、別の料理になる。素材それぞれの良さが際立っている。

雅(みやび)な遊び、歌。
私も「和」をお題にひとつ歌を詠んでみようじゃないか。。。。

すり鉢に
ぽとり柿の実
はつごろも
和が生きるみち
白和えの友

作者たまひろによる作品の説明:
白和えといえば、ほうれん草、こんにゃく、にんじん。。。といったおかず系。
秋になり、庭でたわわに実った柿が食べ頃を迎えてぽとりと落ちる様と、場違いな場所であるすり鉢にぽとっと加えられる様を描きました。
果物である柿は生まれて初めて、豆腐の衣を身にまとう。

白和えの定番メンバー達は、異種である柿と一緒に仲良く白和えになることを選び、和の心を見せてくれます。
合わせ役となった豆腐の活躍にも拍手を送りたい。
そんな「和」の生き方は、「我がいきるみち」のお手本としたいものです。

お粗末さまでした(笑)!

上の句は気にいったが、後半がイマイチ。
手直し募集中です。

令和6年歌会始に歌を出したいという方は、宮内庁ホームページより詳細をご確認ください。
https://www.kunaicho.go.jp/event/eishin.html

お題の写真はごはん.comよりお借りしました。


たまひろ

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