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煩悩は悟りの原動力!?

私は煩悩のかたまりです。という方に朗報です!

いつもお世話になっている獨鈷山鏑射寺から良いことを教えていただいたのでシェアしたいと思います。


【煩悩は捨てるべきものなのか。】


煩悩は何か悪い物のようなイメージがあり、捨てなければいけないものと考える方が多いかと思います。


ですが、この煩悩、密教では【悟りへの大きな原動力】とされています。


煩悩こそが、ある意味人間の生きる言動力となっている。
生きる限り、煩悩を完全に否定することは不可能でしょう。


煩悩があるからこそ、発心=仏の悟りを得ようとする心を起こすことができるのです。


弘法大師空海は、煩悩こそが豊かさと智慧を得る為の基である、仏性の種であると説いています。



煩悩をもって、積極的に福徳と智慧を集め、それを必要とする人に惜しげなく与えることができれば、煩悩は欲得ではなく、菩薩心となるのです。

※菩提心とは悟りを求めようとする心。利他的で、世の人を救おうとする心をいう。


除夜の鐘は108ある人間の煩悩を払うものとされています。


無限に湧き出す私たちの煩悩は、個人的な欲得である場合がほとんどですが、それを良いものに転換させることができるとしたらどうでしょう。


湧いてくる欲を捨てずに生かすことができたとしたら、どんなに自分らしく、そして楽に生きられるでしょうか。


以前お話した貪瞋癡も煩悩の典型的な例です。

暴れる煩悩は、鬼となり自分も他人も傷つけることになってしまいます。



Holistic Salon Lokoではまず自分がどういう欲を持っているのか、なぜなのかを理解し、要らないものは手放し、残ったものを生かす方法を【内観】【カウンセリング】【自己探求】などを通してガイドしています。


暴れる煩悩の手綱の握り方を知って、少しずつでも変わっていきたいという方、ご連絡お待ちしております。


合掌🙏✨
愛をこめて

たまひろ

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