賢い生徒と成功者の共通点
賢く、効率的に学ぶにはどうしたらいいのか。。。。
なるほど、そうなのです。
私もシェフ見習いの時から始まり、自分がすごい!と思うシェフ達に色々と質問をしたり、背中を見て、コツや技だけでなく、チームワーク、スタッフを導く在り方などを背中を見て学んできました。
出来たかどうかは別として、悩んだ時、いつもあの人だったらどうするだろう?と考えるのです。
まっええっかと、よこしまな考えが浮かぶ度、あの人ならどうするだろうと思いとどまるのです。
最初は何度もパンを焦がしてしまうところから、トマトをスライスし終わった時にじゃばらのようにくっついていたり、お皿に指紋が残っていたり、掃除に時間がかかったりと初歩的なことで色々と怒られました。
そこでシェフの包丁捌きをマネしたり、掃除が得意な人がどうやっているかをマネしたり、パンを焦がしてしまった時の対処法などを少しずつ会得していくのです。
かっこいいシェフのマネをして、黒い上着を着たり、エプロンをマネたりもしました。
ただし、真似をしても決して成功者の気分でおごってはいけない。
※おごり:思い上がること。
おごりがあると、自分が優位だと安心してわがままになったり、相手をばかにする態度になってしまいます。
現に私はそんな同僚を何十人も見てきました。
そんな私も調子にのって、手元を見ずにプロのように材料を切っていたら、何度も手を切りました。
見習いが真似をして、どんなに表面上似せたとしても、違いは明らか、バレてしまいます。
本人が上手くやっているつもりでも、周りから見て違いは明らかなのです。
残念ながら、おごりと学びの相性は良くありません。
おごっていては、学べない。
だから、真の成功には、【謙虚な姿勢】と、より良い自分を目指す心【向上心】が鍵となります。
おごりは誇りではなく、プライドではありません。
人が【プライドが高い】と表現する時、2つの意味があるように思います。
一つ目は、我・エゴによる意地や誇張。
2つ目は、自分を誇らしく思う、名誉に思う、嘘がない本来の意味のプライド。
向上心を元に積み重ねられた努力の先には、真のプライド・誇りが生まれます。
中身と外側のバランスが取れている状態です。
私がこれまで出会ってきた、または感銘を受けた成功者には、謙虚、且つ誇りを持って芯が通っている方が多いように思います。
そういう人は、目下の人の意見を聞いたりすることにもオープンで、いつも学ぼうとする姿勢があります。
そして自分に学ぶ姿勢があり、良き生徒であれば、質問をした時に情報を出し惜しみされることもないように思います。
また真の成功者とは、利己的ではなく、出し惜しみしないものなのです。
【向上心】と【良き生徒】であることが、成功の秘訣。
また良き生徒とは、【謙虚な学ぶ姿勢】を持ち合わせています。
シェフ道に限らず、あらゆる職場で、家庭で、またスピリチュアルな道を生きることも同じ。
困った時には、自分が尊敬する人にアドバイスを求めてみたり、あの人ならどうするだろうと考えてマネをしてみる。
Lokoに通い出した頃、自分の悩み事に対してのSaoriの返答に助けられたことが嬉しく、私もあんな風に答えられるようになれたら、もっと人の役に立てるという思いから、友人からの悩み事に返答をする度、私はこう思うけど、Saoriちゃんだったらどう言うだろう。と頭の中で考えてみることをよくしていました。
そういう時には、私の意見としてではなく、Lokoならこういう風に言ってくれると思うよ〜とか、私も同じようなことで悩んでるけど、Lokoでこう言ってもらったことがきっかけで変わってきたよという風に説明していたように思います。
これは、その言葉が自分の物になっていないことを理解しているからです。
また、そこにはいつもお陰様という気持ちがあります。
もちろん今も続いています。
セッションでのSaoriの切り込み方や寄り添い方、まとめ方、視点などなど、ガイドの成長として欠かせない学びになっています。
空海も最澄も、お釈迦様も、イエスキリストも、先日目覚めの記事で登場した中村和尚も、その他の遍く偉人たちは皆、賢い生徒であったからこそ頂点に立ち、頂点にありながらも賢い生徒であり続けたからこそ、人々の心に響く教えを説くことができた。
アスリートであれば、OHTANIさん、イチロー、羽生くん。。。
皆、成功者でありながら、謙虚で良き生徒なのである。
こういう人たちからエッセンスを取り入れて、自分の味に仕上げる。
自分が人生を通して学んできたもの、個性、持ち味を殺さずに、達人から学ぶ。
ここがポイントなのです。
どんなに真似したって、そもそもコピーにはなれないし、自分がこの世に生まれてきた意味を考えれば、コピーになっちゃつまらない。
ヒントをもらって、参考にして、実生活でトライ&エラーを繰り返し、自分に合うように調整していく。
私は、時々怠けグセが出てしまう時もありますが、人生を通して良き生徒であることに、自信があります。誇りを持っています。
これからも謙虚な姿勢で、誇りを持って生きて行けるよう精進していきたいと思います。
いつか気づけば私の思う【成功】に辿りついているかもしれません。ニヤリ☆
スキ🩷をポチッと、応援していただけると嬉しいです。
愛をこめて
たまひろ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?