見出し画像

リハビリ職の素敵なところ

ある男の子は『同じ部屋の子と相性が合わない』と嘆き、
あるお母さんは『大好きだけど、休みがなしではこの子を嫌いになる』と嘆く。

これらは、心の奥底から出てきた本音。


リハビリは、基本的に20分1単位で行います。
(20分、40分、60分…てな感じ)

リハビリ職の私たちは、患者さんと1回に関わる時間が長いことが特徴です。(院内では珍しい)
それ故に、患者さんやご家族と多くの会話をすることができます。

日々リハビリをしていると、本当にたくさんの話を聞きます。

怪我や病気のことといった医学的なことから、くだらない雑談まで。
ジャンル問わず様々です。

楽しいことや嬉しいことに限らず、辛い思いや弱音も含まれます。

多くの会話からこれから聞けることが、リハビリ職の素敵ポイントの一つだと私は思っています。

その人に湧き出た感情や、隠し持っている本音を聞くことができる。

『誰かに聞いてもらいたいけど、誰に話して良いかわからない』

話の相手になることができるのです。

なんと素敵な…!

個人差はありますが、
ニンゲンは人と話すことで気持ちや頭が整理されます。
ここで大切なのは、独り言ではなく、誰か他者がいること。

1人でもある程度整理はできますが、
誰かに聞いてもらうことが何よりも大切なのです。

嬉しいことも悲しいことも、楽しいことも辛いことも。

整理し、増幅させたり減少させるには他者の力が必要です。

私たちは、仕事をしている中でそんな重要な相手になれるのです。

最高すぎます!!

誰かの心を軽くする。

理想の姿がまたひとつ見えた気がした1日でした。

皆さん、今日もお疲れさまでした🍀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?