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ミュージカルの醍醐味

こんにちは。コロナになってから様々なコトが奪われてきた。

その中の一つがライブだ。

コロナになる前に髭男のライブチケットに当選したのだが、当然ながらまだ開催されていない。

オンラインライブも開催されているが、僕は会場まで行って音楽を楽しみたいのだ。

ライブの醍醐味は体全体で音楽を感じられることだ。アーティストの奏でる音に呼応するように体が揺れる。あの感覚が好きなのだ。

ライブは体全体で体感するもの。それがよくわかるドキュメンタリー番組がある。

この番組内で、聴覚障害者がライブに参加しているシーンがある。

耳が聞こえないのになぜライブに来たのか?というインタビュアーの問いに

その子は

体全体で音楽を体感しにきたのよ、と答えていたのだ。

その答えにも感動したのだが、彼女が体全体で音楽を体感している映像が僕をより感動させた。

音は聞こえていないはずなのに、心の底から音楽を楽しんで笑顔で踊る彼女の姿がそこに映し出されていたのだ。

正にライブの醍醐味を痛感した瞬間だった。

🎧🐥🎧

そんなライブの中でも僕が特にどハマりしたのが

ミュージカルだ。

初めてミュージカルを観たのは、アメリカのディズニーランドでだ。

そこで最近映画にもなったアラジンのミュージカルを観た。

アラジン、一度はアニメや映画で観たことある人多いのではないでしょうか。思わず踊り出したくなる曲や、壮大に愛を歌う曲がある。

素晴らしい曲たちなんですが、アニメや映画だとどうしても画面というフィルター越しになってしまう。

だけどミュージカルにはそのフィルターがない。その分ダイレクトに体全体に、そして心に音楽が響いてくるのだ。

その時もアラジンの音楽と一体になっている感覚になった。

この体験から僕はミュージカルにハマり、縁合って劇団四季でアルバイトをする事になるのだが、そこでもミュージカルの力を痛感した。

僕が配置されていた劇場ではリトルマーメイドが上演されていた。

当然ながら上演される内容は同じだ。だが毎日聴いていると、出演者の気持ちやコンディションの違いが音となって現れているのがわかるようになる。

つまり同じリトルマーメイドなんだが、同じリトルマーメイドは一つも無いのだ。

一期一会なのだ。

これは人の人生と同じだ。

毎日同じ繰り返しに思えても、同じ毎日は二度と無いのだ。

ミュージカルと出逢う機会ってまだまだ少ないと思う。だけど一度見に行ってみてほしい。

新たな感動体験がそこにはきっとあるはずだから。

終わり



ここまで読んでいただきありがとうございます。