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夢を叶えた先にあるもの

夢や目標には何個か壁がある。まず、自分の夢や目標が何なのかを見つけるのが難しい。そして夢が見つかったとしてもそれを叶えるのは更に難しい。その上で夢を叶えたとして、それで終わりではなく、その先も生きていかないといけないのが最も難しい。

今Disney+でBTSのドキュメンタリーを観ています。

ドキュメンタリーの中でジミンが言います。

「夢はとっくに全部叶った」

と。

そしてこう続けます。

「今はファンの為に行動しています」

と。

この二言をさらっと述べていたのですが、これを言えるのが本当に凄いなと思うのです。

まず夢を叶えるまでが本当に大変です。ドキュメンタリーでは夢を叶えるまでの姿を映し出してくれているので、夢を叶えるのにどれだけ努力しないといけないのかが伝わってきます。

大袈裟ではなく、汗と涙と血を流しながら掴みとった夢なのが伝わってくるのです。

そんなにも夢を叶える事って大変な事なのに、ドキュメンタリーを観ていると、夢を叶えてしまってからの方が大変なんだって事の方が凄くよく伝わってきます。

何個も賞を取って、やりたいことも叶っていって、夢は全部叶った。それでも活動していかなきゃいけない、生きていかなきゃいけない。この状況って、とてつもなく苦しい状況です。

案の定BTSのメンバー全員がその状況に苦しんでいました。この苦しさから解放されるには、全て終わらせるしか方法が無いとまで思い詰めていました。想像を絶する程の苦しみだったと思います。

そんな状況の中からどうやって抜け出したのかの真相はメンバーにしかわかりません。しかしメンバー同士、関係者も含めて何度も意見をぶつけ合ったんだと思います。自分の中にある心とも何度も話し合ったんだと思います。

そうやって葛藤し苦悩した結果導き出されたのが、

僕たちが活動を続けるのはファンの為なんだ

なのって感動しちゃいます。

自分たちの夢は全部叶った、それでも活動するのは、今まで支えてくれた人達のためなんだ。

そういうのをメンバー全員が心の底から思ってくれている。行動にも示してくれている。本当に尊敬します。

僕はまだ全部の夢を叶えた、と言い切る所にすら立てていません。未だに本当の夢がなんなのかさえ朧げです。

そしてもし僕が夢を見つけ夢を全部叶えたとしても、叶えた先にも苦悩があります。

夢を叶えた先にある苦悩と解決の糸口をBTSは教えてくれています。

だから恐れずに夢と向き合っていけるのです。

僕もいつかは言いたい。

「夢は全部叶いました。今は支えてくれた人達の為に活動しています」

と。

終わり

ここまで読んでいただきありがとうございます。