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【雑談日記】1月8日〜1月14日 わたしがいるのはこんな場所


2024年1月8日(月) あたらしいふわふわ

新年だからタオルを一新、というのを見るたびに「うちよりふわふわそうなのに……!」と思う。

2024年1月9日(火) カムバックお正月

配達日をきちんと確認せずに注文したであろう、伊達巻が今朝、届いた。

2024年1月10日(水) あなたはどう思う?

共感しなくていいし、どちらかの意見に決める必要もない。ただ「私はこう思う。あなたはどう思う?」を互いに話し、知るところからはじめたい。

2024年1月11日(木) わたしがいるのはこんな場所

分かり合えない、伝わらないことってあるんだなあと思う。考えに考えて伝えたことが10分の1どころか、あさっての角度で解釈されている。なぜ、どうしてと頭を抱えてしまうのは、これが仕事の場でも、友人関係の場でもないからだ。
これが仕事ならもっとスムーズなのに、とため息をつきかけ、ふと考えた。
わたしがいる世界は、いうなれば学校の勉強でいうところの「国語」が得意なひとが圧倒的に多い。わたし自身が普段、相手の読解力や察する力、巧みな言語化に支えられているに過ぎないのかもしれない。読む本も見る映画も似たひとたち同士で集まっている。

2024年1月12日(金) ひとり

被災者と一絡げにされるなかに、一人ひとりの生活と人生と感情が詰まっている。どんなに数が多くとも、すべてはひとりの集まりだ。

2024年1月13日(土) フックひとつで

取材先で刺激を受け、子どものリュックにぴったりのフックを取りつけた。帰宅後、子どもが床に放り出すのがずっとずっと気になりながら、面倒で後回しにしていたフック。フックはすごい。取りつけた瞬間、踊り出したくなるような達成感とよろこびに包まれる。そこから景色も行動も変わり、世界が変わる。おさとうひとさじでこの世が変わるように、フックひとつで暮らしが変わる。メリー・ポピンズなら、もう知っているだろうか。

2024年1月14日(日) わたしが美しいと思う世界は、

「藤沢さんが、美しいと思うものだけを書いてください。絶対に、美しいと思うものだけを」
先日、信頼する編集者にもらった、ともしびのようなことば。

写真:空を見上げたら、宇宙のなかに、わたしがいた。


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