幸運を掴む
幸運とは偶然の産物ではない。
運というものは、自らの意思や努力ではどうしようもない巡り合わせを指し、幸運は、自らの手で作り出すことができ、永遠に尽きることはない。
僕が中学生の頃、朝読書というものが義務付けられていたことで何かしらの本を学校に持っていかなければならなかった。
その頃は、完全に読書という行為がやらされ感でしかなかったため、はっきり言って読むものはなんでもよかった。
家に何かないかなと思い、探していたところ、ふと一冊の本が目に入った。
『Good Luck』
100ページほどの物語だった。僕はなんとなくその本を手に取り、学校へ持っていった。それを選んだ理由は題名と表紙がなんかいけてたからだ。
そんな出会いだったが、その本は僕の人生のバイブルとなった。
題名と表紙に惹かれた本を選ぶというのは今も変わらない。
直感=自分が本当に求めていることを分かっているもの
それを大事にしている。
俺ってついてないな。
神様に見放されてるな。
生きてれば、一度は必ず思うだろう。
もちろん僕もその一人だ。
その本に出会うまでは、そもそも幸運とは一体何って感じだった。
お母さんの手伝いをするとか、先生に言われたこときちんとやるとか、何事も一生懸命に取り組むとか、所謂なんかいいことしてればいつか巡ってくるものみたいな認識でいた。
誰もが幸運を手にしたい。
当たり前のことだ。
だけど、どれだけの人が幸運を自らの手で引き寄せようとするだろうか。どれだけの人が幸運を追い求めるだろうか。
なんなら自ら作り出すことだってできる。
それでも現実は、受け身の人が多い。
アインシュタインが『神はいつでも公平に機会を与えてくださる』と言ったように、全員に掴むチャンスはある。
ただ、多くの人が、幸運が巡って来るのを待ってしまっているのではないだろうか。
幸運は、アクションを起こしたものが手にし、リアクションでは、過ぎ去ってしまう。
いやいや、所詮自分の手でどうこうできるようなものじゃないでしょ。
何言ってんの。
まあそう言いたくなる気持ちは分かるが聞いてくれ。
今から書くことをやれば幸運を掴めるから。
ちなみに僕は、幸運を掴みここまで生きてきたと言っていい。
数え切れないほど幸運を手にしてきた。
何者でもない僕ですら掴めたし、作り出せた。
聞きたくなってきただろう。
別に宗教の勧誘ではないので、安心してくれ。
幸運を掴むための最重要ポイントは、非常にシンプル。
『下ごしらえ』をすること
そこの君、
お前だいぶ引っ張っといて、これかよって言ったよね。
しっかり聞こえてるよ。
まあいい、
『下ごしらえ』をすることは、本当に大切なことなのは分かってるけど、意外とそれをやることって難しかったりします。
というのも、いつ幸運が自分のもとに来るかなんて分かんないから、いつまでやっていいものなのか分かんないし、『下ごしらえ』をしている時間って、大体が辛い。
しかも、頑張って『下ごしらえ』をしている最中に、
『そんなのやっても無駄だよ』とか
『もっと簡単にできる方法あるよ』とか
そんな言葉をかけてくる人間がけっこういるんですよね。
よくInstagramで、旨そうな肉載っけてる見るからに胡散臭くて、投資の勧誘してるような奴とか、隙間時間に稼げる副業とか謳ってる奴とか、飲むだけで腹筋バキバキサプリメントとか、そういうのにつけ込まれないように。
うまい話なんて、この世にはない。
幸運を餌にしたりするやつは絶対に信じてはいけない。
幸運を掴むために、幸運を引き寄せるためにやれることは、『下ごしらえ』をしてきた自分を信じること。
幸運は偶然の産物ではないと冒頭に書きました。
偶然しか信じないものは下ごしらえしているものを笑う。
そんな奴はほっとけばいい。
自分にできる『下ごしらえ』をやることは、幸運を掴む布石になっているはずです。
ここで『下ごしらえ』の邪魔をするものを紹介しておきます。
それは、『後でやろう・明日やろう』という心です。
『明日やろうは馬鹿やろう』ってよく聞きますが、ほんとにそうだなと。
いつ幸運が自分の頭の上を通るか分からない上で、いざその時のために『下ごしらえ』をしているのに、今日やれることを今日やらずに、先延ばしにして、明日その幸運が巡ってきたらどうしますか?
掴みたい、けど、掴めない。
どうしようもない。
『下ごしらえ』が水の泡。
いつやるの、今でしょ。
面倒くさいは一瞬、後悔は一生。
よし、『下ごしらえ』やるぞって意気込んでくれてるのは嬉しいが、あと一つ。
ただ幸運を掴みたいがために、自分のことばかりやっていればいいわけではないということを忘れないようにして欲しい。
幸運を掴む鍵は、人に手を差し伸べること。
『与えよ、さらば与えられん』
その心が、姿勢がさらに幸運を引き寄せます。
人に手を差し伸べることがなぜ大事なのか、あくまで僕の解釈ですが、『下ごしらえ』をする環境を飛躍的によくしてくれるからだと思っています。僕は実際にそうなりました。
見返りを求めずに人に手を差し伸べることで、結果的に自分が困っていたら、知恵を与えてくれたり、力を貸してくれたりする人が自然と集まってきました。
そうすると、自分の知らないことを知っている人や、今まで見えてなかったものに気づかせてくれる人のおかげで、幸運を掴むための、あらゆる可能性に眼を向けて『下ごしらえ』ができるようになります。
どうでしょうか。
今、幸運を掴むための『下ごしらえ』が完了しました。
あとは、やるだけ。
僕も『下ごしらえ』してきます。
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