夏祭り

君がいた夏は遠い夢の中。どこかで聞いたことのあるフレーズがしっくりきた。ぼくはあの頃から大人になれたのだろうか。屈託のない笑顔、ちょっとだけ眠そうな声、艶のある髪、その全てがすきだった。クリームソーダのピリリが唇越しに伝わってきたことは今も忘れられない。思い出は空に消えていった。


こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。