眠り

つきあってから初の大喧嘩。彼と出会ったバーでひとり、ウイスキーを飲むなんていつ以来だろう。陽気なマスターもわたしのひどい顔を見て察したのか声をかけてこない。すっと眠りに落ちそうだ。どこかの姫のように王子様に起こしてもらいたいな。彼が来ることをちょっぴり期待してここに来たのだから。


こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。