灯台

海とは無縁の山の中で育ったぼくら。中学生のときに何気なく発した「灯台に行ってみたいな」のセリフを君はずっと覚えていたみたいだ。あれから5年が経ち、ぼくは海の見える街へ、君は東京へと旅立った。「とうだい違い」それも今となっては笑い話だ。当代一の作家になった君と砂浜を歩くと思い出す。


こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。