歯車

高校生の時だったかチャップリンの『モダンタイムス』を授業で見た。16歳のぼくは喜劇として見ていたのだろう。「歯車になんてならねぇよ」なんて友人たちと笑いながら語っていた。それから10年が経ち、立派なそれになってしまったぼく。でも幸せだ。社会ではなく、大好きな君の歯車になったのだから。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。