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負け続けても前を向く

人間には1年間のうち、いや一生のうちでうまくいかない時期というものがある。たとえば、提案した企画がことごとくボツになったりだとか、作った料理が毎回おいしくないとか、そういうことだ。そういうことになったとき、続けられるかどうかがその人の分かれ道になる、とぼくは思う。

生きていればうまくいかないこと、納得できないことの方が多い。それでも継続して進むことができるのか。継続するにあたって、とうぜん葛藤もあり「まわりの声」もあるだろう。どちらかというと、やっかいなのは「まわりの声」だと思う。というのは誹謗中傷、非難も含んだそれらの声に打ち克つためのメンタルを持ち合わせている必要があるからだ。このメンタルを持ち合わせていないと人生で様々なことを継続していくことはむつかしい。

SNSなどを眺めているとこの「メンタルが弱い」という人は、とても多いような気がする。これは時代の変化なのかどうかはわからない。でも、フリーランスでやっていく以上、メンタルを言い訳にできないことはたしかだ。SNSで共感を得ることはできるかもしれない。ただ、それ以上でもそれ以下でもない。

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昨日の試合でヤクルトの先発投手は11連敗を喫した。これはセ・リーグにおいて56年ぶりとなる不名誉な記録だ。

それでも、試合後のコメントでは

「辞めるのは簡単。でもまだまだやり返したいという気持ちをバネにやりたい。下を向いていてもしょうがないので、前を向いて頑張りたい」

と発している。このメンタルが大事なんだ。ということを改めて考えさせられた。いちいち、へこたれている時間はないのだ。何があっても前を向く。たとえ何連敗したとしても。

ちなみにこの投手の登場曲はSEAMOの「Continue」

以下引用


9月12日:ヤクルト(1-8)中日

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。