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《100チャ63》コロナの出不精で得たもの

《大草原の小さな家を一気見した。》

一番の感想は、生活に信心(信念)があると、トラブル回避や、トラブルシューティングしやすい。
もしくはリカバリまでの時間が短いと言う事がわかった。

テレビドラマなので、本筋だけにクローズアップされている創作である事、長いスパンの時間軸が短く収録されている事などを考えて、人生に大切な事をギュッと集約してくれた感じだった。

19世紀アメリカの田舎と都会のギャップも、街の喧騒と心の余裕の現代のそれと酷似していると思った。現代と比べてユビキタス的情報が少ない多いの違いはあるものの、都会は常に《欲》と隣り合わせなんだと、思った。

マイケルランドンが主に製作総指揮を取ったドラマシリーズ。

シーズン9はマイケルは総監督変わらず、新シリーズとして始まったがローラの父としてはレギュラー登場せず。結果視聴率が取れずに打ち切りに。

シーズン3位迄は本に忠実なストーリー構成だったが、その後は更に脚色やストーリーを付け足すなど、アメリカの社会背景を映すような作品になっているそうだ。

社会問題等も『民主主義経済』と『人間としてどうあるべきか』を考えさせる様に脚色されているようだ。

原作の大草原の小さな家は本が9冊。

これはまさにローラとその子であるローズが共作した本。ローズが本が売れるようにと脚色を付けすぎた事が原因であるようです。現在はフィクションとしてカテゴライズされているようです。

ドラマのキャラの立ち位置として(時代背景も含め)何にでも中立的な模範キャラとは違い、本のストーリーは時代背景的に親世代の差別的言動などそのまま表現されているとの事。

NHKの《なつぞら》の原案になったんでしょ〜?と姪っ子も知っていた。

役者や撮影スタッフと会社側の軋轢

そう言ったものが裏にはあるのだろうと、WEBでぽちぽち検索などして、だんだん作品としての《大草原の小さな家》として捉える様になっていった。

次のシーズンを迎えるにあたり、契約破断により新キャラ登場などそう言ったことを考えながら見てしまう自分が出てきて、フィナーレで街は爆破され幕を閉じる。

見終わって今

しみじみに思うことは、辛い事や理不尽な事が当たり前に行われていた、19世紀。人々の心を救っていたのが宗教、そうキリスト教だったのだな。

もちろん文明の力、テレビの世界で都合よく視聴率の為に等、アレンジされたストーリではあった。

ただ小気味よかったのはまさにそのお題に果敢に挑む回も用意されていたことだろうか。

自分らしさを常に前に出して生きているアメリカンドリーム的な感覚を、30年振りにギュッとコロナ+ゴールデンウィークで楽しめた事が、2021年の初夏にあった事として新たに歩み出そうと思う。


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