性格の明るさは科学されている
やっぱり本が好きだ!
そう思える作品に出会えたときとっても幸せな気持ちなる。
精神科医の和田秀樹さんの本がそうだった。
“なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学
表紙からしてもう既に明るい。
勝手な偏見で、精神科医の先生が書かれる本は説得力が二割増!する気がする。
実際に読んで、とても勉強になった。
明るい人とそうでない人ととの差は圧倒的な情報不足だ。
みたいなことが書かれてあって、確かに納得しか無かった。
自身の経験を振り返ってみても然り。
知らないということが、不安や恐怖を助長させる。
時にそれは怒りをも招いて来たように思う。
未知なるもの。
予想のつかないもの。
終わりの見えないもの。
それらに強いストレスを感じてしまう。
世の中には自分とは真逆で、未知なるものが大好物。冒険気質の開拓フェチみたいな信じ難い人もいるけど…。
あっ隣にいたわ。我がオット。
わたしはとても保守的な人間故、変化に身構えてしまう。
それが未経験のものなら尚のこと。
良からぬ考え
先き暗示
まさにまだ起こってもいないことに心を痛めている状態。
そんな心境の人が確かに明るいわけが無いよな…。
和田秀樹さんは
「やる前から答えを出さない」とも書かれている。
それよ!それ。ほんとに。それ。
今まで石橋を叩いて、叩いて、結局壊して粉々になった残骸を上から眺めてポカンとしてしまう生き方をしてきたように思う。
《明るい》は生まれ持った気質、育ちも無関係では無いだろうけど、この本に出会って、それが科学だと知った今、もう既に気持ちは明るい。
知らなければ、知ろうとするだけ。
やってみて答え合わせする。
叩く前にとりあえず渡ってみる。
この本に出会ってから、試しているうちに自分比で明るさが増したような気がする。
現にそれを証明するかのような出来事があった。
毎日のように電話で話す友達から、
「最近、えらい明るいやん」と言われた。
「えっ!」
わたしってば、明るいを科学しちゃったの!なんてびっくり!
単純に嬉しかった。
読書って不思議だなと思う。
強制でも、義務でもない。読まなくてもいいものをわざわざ探しだして、選んで、時間を割いて読むのだから。
読むはことは一見、非生産的な行為に思える。じっとその場に留まり、あっという間に時間も経過してしまう。
だけども、その場に留まりながらにして得る知識は計り知れないのだ。
人生を丸ごと変えるほどの衝撃を受けることだってある。
既に少なくとも、わたしは少し前のわたしより明るさを得た。
本には大きく愛おしい価値がある。
だから本への愛がとまらない。
愛があふれる現在、本の山々に囲まれている。
和室には読書100冊チャレンジ中の本の山。
リビングには今適当に読みたいを集めた図書館でかりた本の山。
寝室にはKindle。
テレビボードの上には母から譲り受けたお宝本の山。
サイドテーブルにはnoteで出会った方がオススメして下さった本の山。
さて、どの山から崩そうか?
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