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アスリートに続け

  皆さま、眠れない夜を過ごしていますか?その心は、オリンピックですか?それとも、猛暑???!筆者は、夏のオリンピックは柔道のみ見ます。なので、あまり詳しくありません。ですが、冬!筆者のフィギュアスケート歴は恐ろしいことに、オリンピック3回分を超えております。(それと釣り合わない実力のほどよ・・・)。冬のフィギュアスケートに関しては、魅了された選手をオススメするくらいはできそうですので、しばしお付き合いくだされば幸いです。

*今回は、いつものフォトエッセイと毛色を変えてみました。


フィリップ・キャンデロロ

 イタリア系フランス人で、伊達男をキャラとしたメダリスト。スケート観戦ってこんなに楽しいんだと思わせてくれる選手でした。

バックフリップも時折見せてくれます。この氷上のバックフリップ、つまりバク転は極めて危険で、公式試合ですると、なんと難易度にも関わらず減点でした(2024年からは解除)。ですが、観客は盛り上がります。
なので、観客を喜ばせることに主眼を置いた、極めて身体能力の高い選手だけができる技なのです。


エラジ・バルデ

 バックフリップつながりで、攻めていきましょう。カナダ人スケーターです。筆者が知るなかで、最もダンスが上手なスケーターです。こちらは、なんとバク転を連発しちゃいます。恐ろしい運動神経です。貼り付けたリンクはエキシビションですが、本番でのバックフリップをして減点されたことがあったはずです。いつもダンサブルなチューンで会場を盛り上げてくれるスケーターです。


マリナ・アニシナ

 赤い髪がトレードマークの強いお姉様でした。ロシア人で、フランスのダンスペア選手として出場していましたメダリストです。男性をリフトできちゃいます。フラメンコや、エキシビションでリンクを貼った熱量高いジャンルがお得意でした。

こちらは、フラメンコ


アンナ・カッペリーニ

 ペアダンスで、一方、キュートなイタリア人スケーターです。相方ではなく、ペア(ペアとダンスは違います)のイタリア人男性スケーターとご結婚されました。ペアの相手への目線が恋人っぽいと思っていたら、他のスケーターと結婚されたので、個人的にとても驚きました。


高橋成美

 日本のペア(ダンスではない)選手で好きだったのは、お相手がマービン・トランの時代の高橋選手。ご家庭の都合で、英語が話せたので、カナダ国籍のトランと組むのも自然。明るい雰囲気が良かったです。


樋口新葉(わかば)

 同じ明るい雰囲気でかわいいなと見ていたのが、ちょっとポッチャリめの樋口選手。エキシビションも、いつも盛り上がるものが多かったです。動画が見つけられませんでしたが、傘を差しながら踊るPOPな女の子らしい演目もかわいかったです。

 これ以外にも、彼女を推す理由がありまして、ジャンプが高くて、非常に思い切りがよくて、男性スケーターのジャンプを見ている気分になります。筆者が怖がりで、なかなか大胆に行けないので、余計憧れてしまいます。


ユリア・リプニツカヤ

 今のご時世で極めて言いにくいのですが、筆者はロシア人女性スケーターのファンです。美醜ではなく、その表情演技、指先まで神経が行き渡った美しさに魅せられています。
 ロシアは、文芸や音楽も優れていて、審美眼がすごいと思うので、戦争ではなくそっち方面で生きてもらえないかと残念に思う日々です。

リプニツカヤのオリンピック戦見ましたが、とても15歳とは思えない表情で、吸い込まれました。団体戦など、色々なことがあり、短期で引退してしまって、とても残念でした。


イリーナ・スルツカヤ

 珍しくショートヘアの同じくロシア人スケーター。ロシア人は、クラシックを滑らせたら、ピカイチですね。あのもの悲しそうな表情は作るのでしょうか?それとも、生まれ持ったものなのでしょうか?


イリヤ・クーリック

 元祖ロシアの王子様といえば、彼。日本だけでなく世界での人気を誇り、センターステージというバレーを題材にした映画にも出演されました。もちろん、観ましたが、やっぱり氷上の方が素敵ですね。


アレクセイ・ヤグディン

 筆者の中では、Mr.Perfect。全盛期のジャンプの安定性は凄まじかったです。失敗ということなどあるのかと。


エフゲニー・プルシェンコ

 その彼と4歳差で、少し前の日本で言えば羽生選手と宇野選手みたいな感じですかね。もっと、バチバチのライバル関係のようですが・・・。
彼は、ちょっとおたくっぽいキノコのような髪型でしたが、ヤグディンよりも親しい雰囲気でしたね。

この頃は禁止されていた歌詞入りの曲が認められていたら、もっと盛り上がっていたのでしょうね。


ミーシャ・ジー

 ロシアと中国の血を引く、ウズベキスタンのスケーター。最近は、日本人スケーターにも関わっていて、インスタで筆者の利用しているリンクにもニアミスで来ていたと知り、悶絶しました。
彼は、今は認められている歌詞ありの曲で滑ることを好んでいました(もちろん減点)。2015年はそれも封印して、滑りました。そして、解禁されたときは、歌詞なしで滑ってました。ダンスの振り付けも自分でしていたという多才なスケーター。

解説で、封印したダンスをエキシビションで爆発させたと言われていますね。


友野一希

 そのミーシャが振り付けをしているのが、彼。すいません。実はあまり詳しくないのです。でも、唯一観たこのエキシビションは楽しかったです。

楽しげなのがいいと思います!


高橋大輔

 実は、筆者がスケートを最初に習った先生が、彼の子供の頃のコーチでした。有名なスケーターばかりを渡り歩いているペア相手に、実はちょっと微妙な気持ちを抱いていますが、この高橋さんは公式戦で一番楽しそうで、観てても嬉しくなります。

そして、やっぱり、センスありますねー。アイスダンスでは、大抵女性にしか目が行かないのですが、このペアは確実に高橋選手に目が行きますね。華がすごいです。それに、小柄とはいえない相手を持ち上げられる肉体改造も素晴らしいです。


有名な選手がいない!?

 そうですね。ほぼ引退された選手ですし、日本人なら誰でも知っているような選手が上がっていませんね。このnoteは、筆者がスケートってこんなに美しいし、楽しいよということを伝えるために、心から好きだと言える選手だけをピックアップしたからです。

 スケートは、オリンピックイヤーにだけ習いに来る方が増えますが、3ヶ月も経てば、1人残っているかどうかで、長年の顔見知りだけがリンクに残ることが多いです。

みなさん、オリンピックに刺激を受けて、新しくスポーツ始めませんか?その際に、暑いしなー、涼しいのがいいな(といっても、練習では氷上でも汗かきます)と思われた方、スケートも候補に加えてくだされば、リンクで大歓迎です。

スケートは、メダルのために切磋琢磨するアスリートが貴重な時間を割いて、楽しませてくれるだけのいわば、ショータイムをオリンピックの公式でも見せてくれる唯一無二の魅せることも競技の一部となったスポーツです。魅力にハマる事間違いなしです!


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