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No.413|調べるという基礎動作

2024年2月21日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.413
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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先日、あるクライアントから相談がありました。

相談内容は「あるテーマについてどう検討を進めれば良いかわからないから助けて欲しい」というもの。

現時点では予算がついておらず、今後も予算が付くかどうかわからない。
そのため、国のある制度を使って、私が数回のミーティングで助言だけすることになりました。
(原則、私は手を動かさないというもの)


既に事例は存在していて、ネット上にもたくさん転がっています。
そのため、10事例ほど調査すれば全体感もそうですし、今後の進め方についてもわかるんですよね。

そこで、私は、全体感はこういう感じです。
詳細をお知りになりたいのであれば、事例調査をされたらよろしいと思いますよ。
キーワードは「○○」で検索してみてください。

と回答しました。


しかし、2度目のミーティングでも、同様の質問を繰り返すため、再度事例調査をしてみたら?と助言したんです。

そして、私の方で事例を複数検索してリンク先を送付しておきました。


やれやれこれでひとまず調べるだろうと思っていました。

すると、3度目のミーティングでも、同様の質問を繰り返してきました。
前回ミーティング終了後にリンク先を送付したけれども確認したのかというと確認していませんでした。

このままだと埒が明かないため、3度目はまずはこれをやれ!と具体的な作業指示を出し、検討を進めてもらいました。

すると、4度目は具体案の検討に進み、ようやく議論が前に進みました。
が、案内したリンク先については確認もしていないようでしたので、最後に確認するように伝えました。

ちなみに、ミーティングには、毎回4名の方が出てきました。
4名ともこんな感じです。


この話って示唆に富んでいるなと思ったんです。

一つ目は、役職は関係なく、抽象度の高い話をしても理解できない方には具体的な作業指示を行わないといけない。

二つ目は、「わからない」ということを言っているものの、調べるだけ(リンク先を見るだけ)、という段階まで準備してもそれでも調べない人がいるということ。


特に2つ目って、仕事でこれですからプライベートでは余計にそういった人が多いんじゃないか、と、ふと思ったんですよね。

プライベートに関しての悩みは世の中的には大体がネットに答えが出ていたり、本で書かれていたりします。

科学的に、何回も読み返すだけの勉強法ってあまり意味がないと言われています。
超頭の賢い著者が個人的な体験で語っているもので、再現性がない。

書籍なり、GoogleなりchatGPTで調べればわかりますが、それをしない人が多い。

そう考えると、「調べる」という動作を身につけるだけでも、他者より抜きん出るということがいえるのではないでしょうか。


知らないこと、わからないこと、どうすれば良いか、考えてわからなければまずは調べる。

これだけのことですが、大きな差となる。

調べることを基礎動作としたいものです。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「優柔不断は誤った意思決定よりなお悪い」「手を動かし続ける」でいきます!

●本日のまとめ

・わからなければ調べるという動作を習慣化するだけで、他者よりも抜きんでることができる。
・具体的な作業指示をしないと動けない方もいるため、そのような方に抽象度の高い話をしても通じない。

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