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No.108|読書プロジェクト完遂による学びと気づき

2023年4月24日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.108
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■MYプロジェクトを完遂

21日(土)に読書プロジェクトを完遂しました。
これは、2か月半で169冊の本を読むという企画でした。

これもひとえに周りの皆様から多数の応援をいただいたおかげです。
本当にありがとうございました。

本日は、プロジェクトによる変化および気づきについて、書かせていただきます。

変化① 自己肯定感が上昇
やり切ったという満足感が大きく、自己肯定感が上昇しました。
自分との約束を守ることが自信につながると聞いたことがありましたが、体感してみるとその通り。
自分との約束を守ることが自信を高めますね。

変化② 本は読み切る・飛ばし読みが当たり前の感覚に
読み始めたその日に本を読み切るようにしていたため、今では1冊読み切ることが当たり前になりました。
プロジェクト開始前は、200~240ページくらいの本を1週間~2週間かけてちんたら読んでいました。
すると、数日前に読んだ内容はすでに覚えておらず、全体感が見えないまま読み進めることになり、読んでいるうちに熱が冷めてくることも多く、途中で読まなくなることも多々ありました。
今回わかったのは、本は短期間で読み切った方が良いということ。
書かれている内容を覚えているからこそ、全体を通して著者の言いたいことがわかりますし、大事なポイントがわかるからです。
精読したけりゃ、一度読んでみて良かったら再読すればいいのです。
そもそも再読したくなる本は5冊に1冊くらい。
大体の本はざっと30分~1時間30分、集中して読むだけで十分です。

さて、続いては、今回のプロジェクトを通しての気づきを書きます。

気づき① 同じテーマの本を読み続けると、そのテーマの大枠が捉えられる
同じテーマの本を可能な限り続けて読むようにしました。
その結果、書かれている内容が同じ本も多く、「この本で書かれていることって、これが元になってるな」とか、「原著は300ページ超えてて文字もびっしりなのに、原著をパクっただけの内容が浅いこの本は200ページで、しかも文字がすかすか」みたいなのもありました。
また、同じことが書かれていると重要なこともわかってきます。
コンサルの世界で、プロジェクト開始前にキャッチアップする際は同じ分野の本を10冊、できれば30冊読むように、といったことが言われますが、改めてその通りだと感じます。

気づき② プロジェクトという仕組みは目標達成に有効
プロジェクトって大事だなと思います。
単に、自分でこれをやるって決めてやるだけでは続きませんでしたね。
例えば、積読を辞めるために毎日2冊の本を読んでいこう!と決めてやっていたとしても、すぐに挫折していたでしょうし、続いてもせいぜい1週間が限界だったでしょう。
なんとなく目標を設定するのではなく、期限・定量目標を定めることが重要です。
加えて、衆人環視下において強制的に持続せざるを得なくすることも最後まで続けることができた大きな要因です。
つまり、「誰が・いつまでに・何をするのか」を具体的に定義するとともに、他者に対してプロジェクトの完遂を宣言し、そこから逃ることができなくすることが何かを成し遂げるポイントですね。

■今後の検討事項

ここまでの変化・気づきを踏まえ、プロジェクトっていいなと思いますが、より精度を高めていくためには自分にあった形で設計することが重要です。
そこで、自分なりに考えた検討事項が3つあります。

検討事項① プロジェクトの期間
今回のプロジェクトの期間は2か月半でしたが、正直かなりギリギリだったと思っています。
というのも、3か月を超えていたとすると、集中力が持たなかった可能性があります。
2か月を過ぎたあたりから少し飽きが出てきていました。
北海道訪問により、継続がとん挫しそうになったくらいです。
そういう意味でいうと、プロジェクトとして集中的に取り組むとしても、私にとっては、最長2か月半くらいが良いのかもしれません。

検討事項② プロジェクトの難易度
自分の成長を加速化させるためには、コンフォートゾーン・ストレッチゾーン・パニックゾーンのうち、ストレッチゾーンにおくことが有効だと言われます。
今回のプロジェクトはストレッチゾーンではありますが、パニックゾーンに近い感じの目標でした。
無理な目標ではないものの、相当頑張らないとできないレベルのものを設定するとよいように思います。

検討事項③ コントロールの可否
読書169冊というのは、自分だけでコントロールが可能なものです。
他者がコントロールする要素は限りなくゼロに近いです。
ただし、今後大きなプロジェクトを実施し、他者を巻き込んでいくことを考えると、いずれは自分だけでコントロールできないことやその要素を高めていく必要がありそうです。

■次のプロジェクトはどうするか?

ひとまず、今週は少しゆっくりしようと思っています。
次のプロジェクトも、コントロールできる取組にしようと考えています。
というのも、現在、プロジェクトの有用性を理解したものの、私の脳はまだまだ「プロジェクト?めんどくせぇよ!」っていう感じのようです。
「プロジェクト万歳!」までは行かなくても「プロジェクト、ええやん」くらいにはしたいもの。
そこで、小さな3連勝を狙うことで、脳に対して、プロジェクトをやり切ることへの怯えをなくさせ、むしろやりたくなるように仕向けていきます。
近いうちに次のプロジェクトについては公表したいと思っています。
積読だけでなく、お勉強のコンテンツが大量に溜まっていますので、それをやっていくことや、今年、富士山に登りますので、そのための準備として、運動系のプロジェクト(毎日10,000歩歩く、1時間走る、バイクを30分こぐなど)とする、でもよいかなという気がしています。
このあたり、改めて考えてみます。


最後までお読みいただきありがとうございました。

明日も、「わからないからすべてやる」「せずにはいられない」「それは現状維持バイアスではないか?」を自問自答し、変化変容を目指します!

●本日のまとめ

  • MYプロジェクトは自分との約束であり、やり切ることで自己肯定感が上昇する。

  • プロジェクトをうまく進めるためには、「誰が・いつまでに・何を」を定義し、衆人環視の場で進めていくことがポイント。

  • また、期間・難易度・コントロール可否については、プロジェクトの設計の要素として重要であり、自分の感情(脳)の性質や特徴を理解した設計ができれば、とても面白いことになりそうである。

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