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目標は"捉えかた"によって達成度が変わる


みなさん、こんにちは。メンタルトレーナーのたまちゃんです。

今回のテーマは「目標」についてお話をしていきたいと思います。

みなさんは目標と聞くとどんなイメージをお持ちですか?

自分の夢を叶えるために目標を立てて取り組むものの思い描いたようには進まずに挫折してしまった経験をお持ちの人もいれば常に目標を達成し続けてきたトップアスリートのように夢を叶え続ける人もいると思います。

目標が達成できないのは「自分の意志やメンタルが弱いからだ」と精神論に走るのはNGです。実は努力や根性というものに走らなくても習慣の力を応用すれば歯を磨いたり、顔を洗うように無理なくこなすことができるようになります。

今回は目標を達成する際にあなたの味方になってくれる2つの心理手法をお伝えをしていきたいと思います。

スモールステップ


目標を設定するときに重要なのは「結果目標」よりも「行動目標」を中心に立てることです。

たとえば、「一週間で5kg痩せる」といった結果を重視した目標を結果目標といい「毎日30分ジョギングをする」「一日〇〇カロリーに食事制限する」という自分の行動の目標のことを行動目標といいます。

結果目標は自分の努力次第ではどうにもすることができず、その場の環境や状態によって大きく左右されてしまうもの。

たとえば、あなたが「一日で10kg痩せる」という結果目標を立ててどれだけ頑張ったとしても目標を達成する確率はほぼ0に近いでしょう。

目標を達成できなかったときに「自分なんて...」とモチベーションが下がり諦めてしまうなんてことになることも。

結果目標で目標を立ててしまうと環境や状況に左右されて目標を達成しづらい状況になってしまいます。

そうならないために自分の毎日達成できそうな行動目標を立てましょう。

ポイントは、結果目標を立てた後に、目標の細分化をし、毎日できそうな行動レベルに落とし込むこと。

ダイエットであれば「2ヶ月で3kg」という結果目標を立てたら、毎日30分ジョギンをするといった行動目標を立てて習慣にしましょう。

ご褒美制度


達成感を育てるために目標を達成したら「やった!!」「よく頑張った」と褒めることを忘れないでくださいね。

目標を達成したあとに自分への日々の報酬をあげることはモチベーションを高めてくれるだけでなく幸福度もあげてくれます。

ごほうび制度のポイントは2ヶ月先までご褒美を用意しておくこと。2ヶ月3kgという結果目標がクリアしたら、どんなご褒美をプレゼントしてあげるのかを考えながら、目標を取り組むと効率よくモチベーションがアップするでしょう。

目標は"捉えかた"によって達成度が変わる


私たちはゴールに近づけば近づくほど、モチベーションが上がるものです。この法則を「目標勾配」といいます。

心理学者クラーク・ハルが出口にエサを置かれた迷路にネズミを入れて、どういった行動を取るのかを実験をしました。その結果、ネズミは出口に近づくにつれて足が早くなったそうです。この法則は私たち人間にも当てはまります。

「1ヶ月で10kg痩せよう」という大きな目標は終わりが見えずに継続できずに終わる可能性が高い一方で、「2ヶ月3kg痩せる」という小さな目標であれば終わりが見えるため、目標を達成する可能性が高いです。

つまり目標に対して「もっと頑張らなきゃ目標を達成できない」などとマイナスに捉えているか、もしくは「あとこれだけ頑張れば目標に到達できる」などとポジティブに捉えるかで目標の達成度が変化するのです。

この記事を読んだあなたも、目標を立てるときは実現可能な結果目標を立てたうえで、毎日達成できる行動目標を繰り返し行いましょう。達成感を高めるためにご褒美制度を導入するとモチベーション維持につながるはず。

あなたの目標が叶うことを心より応援をしております。

Twitter:@tama_Counsellor

HP: https://tamacounsellor.com/


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