歌の世界に触れたくて、夜と朝の間に降り立つ
最近、なんだかとっても[Alexandros]な気分のわたし。
なんの前触れもなく唐突に聴きたくなって聴いている。その一つがRun Awayという曲。
全体を通して歌詞も曲の雰囲気もすごく好きな曲なのだが、特に冒頭のこの部分。
この部分を聴いていると、誰もいない、しんと静かな闇に包まれた住宅街の情景が浮かんできて、ものすごく引き込まれる。
で、どういうわけか、これまた急に「この景色が見たい。この世界に触れたい」という衝動にかられた。
朝早く日が出る前に外に出たらこんな感じだろうか。
ふとそんなことが頭に浮かんで、早起きしてみることにした。
「眠れない眠れない」ってんだから夜中な気もするけど、早めに寝てしまう人間なもので…。寝る前にベランダに出たりしてみても、まだ周りの家みんな起きてる感じでなんか違う。
というわけで早起きを決行。
遠足が楽しみな小学生みたいに、ちょっとわくわくしながら起きた。
そっと玄関のドアを押して外に出る。
そこには、しんとして、虫のなく声だけが聞こえる静かな世界。
完全な夜とまではいかないけど、まだ朝ともいえないような時間。
夜と朝の間に立っているよう。
なんだか世界中で自分だけが起きているような気分になる。
残念ながら街灯があるからall the lights are goneではないけど、Run Awayの世界だ。
ただただ謎の衝動にかられてみたら、素敵な時間を見つけてしまった。
最近できていなかった早起きもするりとでき、
早起きするとその後もなんだかいい気分。
よく分からないけど、ありがとう[Alexandros]。
思いつきに従ってみるのも悪くないみたい。
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