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父との二人暮らしがストレスでしかないので、自己理解に利用してみる

ここのところメンタルも体調もダウン気味で、noteはご無沙汰していた。

久々に書くタイトルがこんなんでいいのだろうかと思いつつ、いろいろ溜まっているし消化(昇華?)しておいた方がいいだろうということで書いてみる。

愚痴っぽくなってしまうと思うが、どうかご容赦いただきたい…。


突然はじまった父との二人暮らし

さて。タイトルにあるとおり、わたしは今、父親と二人で暮らしている。

昨年の3月に母が病気で亡くなり、急に二人で生活することになったのだ。

あの時、母が亡くなったこともたいそうショックだったが、これから父と二人かという絶望の方が大きかったかもしれない(お母さん、ごめん)。

もともとそれぐらい父親嫌いなところがあるので今さらっちゃ今さらだが、最近、一緒に生活するストレスが閾値を超えてきた気がする。

ただ、ひとりでイライラしているだけなのもなんか癪に障る。

というわけで…

何がストレスか考えれば自分が大切にしたいことが見えてくるかもしれないと思い立ち、父親へのイライラを材料に、すこし自分のことを考えてみることにした。

(世のお父さま方には申し訳ないが、娘というのはこういうことでイラつくものなのかと参考になれば、こちらとしても幸いである。)

とにかく音がうるさい

父との生活でイライラすることNo.1は、音だ。

わたしの父はとにかく生活音がデカい。

食事の時の咀嚼音。鼻をかむ音。階段の音。あくび。ため息。部屋で聴いている音楽やYouTube。などなど。

こちらが寝ようという時に、隣の部屋から「ブーッブッブッ」と鼻をかむ音やら、どこぞのコメンテーターが話している声やらが聞こえてくるせいで、なかなか寝付けないことも…。

我が家の騒音問題である。

音にイライラするというのは、まずシンプルに、わたしには静かな空間が超大切ということ。

プラス、自分以外の人間のことも考えろという気持ちもあると思う。

キッチンを汚しっぱなしにする

もう一つ、大きなストレス源になっているのが、父がキッチンを使ったあと汚しっぱなしにすることだ。

父がものを温めたり調理したりしたあとにはソースやら塩やらが飛び散っているし、汁物をよそう時に垂れたらそのまま。

別に何かが飛んだりこぼれたりするというのは仕方がない。ただ、なぜそれをそのままにしておくのか…。

これに関しては、きれい好きということになるのだろうか?

自分ではあまりそう思ったことはない。自分の部屋も別にそこまできれいではないと思う。

ただ、みんなで使う場所はきれいにしておきたいと思うし、きれいにしておいてほしいと思う。

そういうちょっとした気遣いみたいなものを大事にしたいのかもしれない。

かつての母親への態度

これは、今の生活のストレスというより、わたしがずっと根に持っていることと言った方がいいかもしれない。

母が病気をしてからはそんなこともなくなったが、以前、父の母に対する態度は横柄だった。

たとえば食事中。ご飯やお茶を母親が出していたのだが、それを頼むときに「ご飯」とか「お茶」とかぶっきらぼうに名詞だけ言うのだ。

わたしとしては、そもそも自分で用意しろよと思う。出してもらうにしても、「ちょうだい」とか「もらっていい?」とかなんか言えや。である。

さらに、母も疲れがたまってさっと動けないことがあったが、そうなると「たらたらするな」と怒り出す始末。ちょっと信じられなかった。

こういうのが積み重なって父親のことが嫌になり、それが今のストレスにもつながっているのだと思う。

なにかをやってもらって当たり前。
相手に寄り添おうという姿勢がない。

わたしはそういうことが許せないらしい。

それが家族であってもという点では、
親しき仲にも礼儀あり
という価値観を持っているのかもしれない。

おわりに

というわけで、父との生活のイライラをもとに、自分のことをちょっと考えてみた。

なんか誰でも思いそうなことだった気もするが、一応ここまでを振り返ると、

「どんなに近しい人であっても、自分以外の人のことを配慮をする」

というのが、わたしが大事にしたいことなのかもしれない。

別に、わたしはそれができていると言いたいわけではない。ただ、心がけてはいるし、できてないと感じたら自己嫌悪に陥る。


こうして考えみるのは案外おもしろかった。

もちろん、ストレス源を取り除いているわけではないので、イライラの根本的な解決にはなっていない。

そんなに嫌なら言えば?という話でもある。

でも、言ったら言ったで角が立つとか、話すのも面倒だとかで、我慢していることって意外と多いんじゃないかと思う。

そういうときに、イライラしっぱなしより多少は精神衛生によいと思うので、自分を知るための鏡として使ってみるといいかもしれない。

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