自分とセッションしながら生きる
私は音楽が大好き…というか、ないとやってられないのだが、その中でも特にバンドの音楽が好きだ。
なぜバンドなのかと言われても好きなものは好きとしか言いようがないのだが、ライブとかでみんなでセッションしている感じに惹かれるというのはある。
今年、(好きと言う割には)何年かぶりにライブというものに行ったが、やっぱりこの感じが好きだなと思った。実際に行ってなくてもライブ動画は定期的に観たくなる。
お互いの様子を見ながら感じ取りながら演奏を合わせていく。そこから生まれるグルーヴ感というのだろうか。
何回も聴いたことのある曲でも、即興でその場限りのひとつのものが生まれていく感覚に心揺さぶられる。
生きることもセッションみたいなもの
そのようなことを考えていた時に、ふと、このセッションという感覚は生きていくうえでも大切なんじゃないかと思えた。(唐突で自分でも思考回路が謎。笑)
それは他人と、というよりも、自分と調子を合わせるという意味で。
時々思うのだが、日によって具合が悪い時、いまいち調子が出ない時もあるはずなのに、毎日同じように過ごそうとしている。そうしなければと思っている自分がいる。
どうしても日々やらねばならないことはあるからある程度は仕方ない。でも、しんどい時にいつも通りを貫こうとすると、一時的にはできても、結局は自分のリズムとどんどんズレていく。
リズムがガタガタの曲なんかとても聴いていられないように、そんな生活はやってられない。
だから、今どんな感じ?とその時々で自分のリズムを感じ取って、セッションのように合わせていくのは大事だと思う。
あ、今はアップテンポでいけるなとか。
ゆっくりの方がいいなとか。
ノリとリズムが大事
リズムといえば、印象に残っていることばがある。
これは『銀魂』に出てくる河上万斉というキャラクターのセリフなのだが、私はこれは真理だと思っている。
だいたい自分の中で物事がうまくいってるなという時は、リズムにノれているという感覚がある。
私の場合、単なる比喩ではなく、実際に脳内で音楽が再生されていて、それにノっていると最高にはかどるという時もある。だから、その日の自分のリズムに合った音楽がこれだ!と分かるとけっこういい感じに1日が過ごせる。
逆に、なんかダメだなぁという時は、リズムが狂ったような感覚になる。自分ではコントロールできず、タスクの方に振り回されてしまっているような感じ。
その日の自分の調子とやろうとしていることのリズムが合っているかどうか。ノれるかどうかという感覚。この「ノリとリズム」は大切にしたい。
まあ、(万斉のように)ノれぬとあらば即座に引きたいところだが、現実的にはなかなか難しい。どうしてもやらなきゃいけないことはある。
それでも、自分のリズムに合わせて調整ぐらいはできるといい。
毎日、自分とセッション
…とまぁ、要するに自分と相談しながらという話なのだが、わたし的には相談というとなんだか堅苦しいし重い。
音楽好きとしては、毎日自分とセッションだ!と思うと楽しくできそうだし、単調な毎日からも抜け出せそうだ。
日々自分のリズムは変わる。
だから、毎日が即興。
それぐらいの感覚で柔軟にいきたい。
最後に…
ライブではないけど、「これこれ!この感じが最高に好きなのよ!」という動画を貼っておく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?