法人成り。リスタートアップ!
なぜ12年も経って法人成り?
こんにちは。
現場マーケターtamaです。
個人で食品製造兼、飲食店を経営しています。
税理士さんやスタッフからも「なぜ今?」と聞かれた、今さらの法人化。
今日はその事についてお話しします。
私の取り扱う業種は食品製造販売業なので、よほど大手にならなければ利益が急増することは難しく、安定も簡単ではありません。
ですが、、私の社会的な目標は大企業並みに大きいのだと気づきました。
自分の歩む距離に合った靴を履かなければ目的地には辿り着けない。と気づき、一人で法人化を決断しました。
個人事業を立ち上げた当初、いきなり法人にするつもりでしたが、周囲に説得されて個人事業主としてスタートしました。しかし、それは私にとって間違いだったと感じています。
例えば、創業セミナーで出会ったAさんの目標は「手作りスイーツのお店を開くこと」でした。
が、13年が経過しても実現していません。
目標が、スイーツでお客様を笑顔にする。ではなく、店を開く。だったからでしょう。
目標は遠くなりがちです。法人化を初期の目標にしていた私は、本来の目標を遠ざけてしまったのです。
本来の目標に近づくためには、ハードルは取り除いておくべきだと気づき、この春、法人成りを決めました。そして、再びスタートアップした私と会社を取り巻く状況を書き留めておこうと思います。
最初の取り組み
法人成りを決めたとき、偶然Voicyで木下斉さんの「ジブン株式会社経営のすゝめ」を聴きました。スタートアップ時にふさわしい素晴らしい情報です。
早速、自分を株式会社と見立て、SWOT分析を行いました。
1. 個人
自分の強みと社会的なチャンスを掛け合わせること。それは、多くのターゲット層が必要とする悩みや欲求に応えることができる商品を見極めることです。単に得意というだけ、美味しいというだけ、すごい技術というのは自己満足に過ぎません。
2. 個人×会社
次に、自分の強みと会社の強みを掛け合わせます。自分の業界、職種、分野のSWOT分析を行い、強みと社会的なチャンスを掛け合わせます。自分個人の強み×会社の強み×社会の欲求(機会)。これが私の会社の一番得意な商品になるはずです。
そして、自分個人の弱みはなるべく捨てる。
会社として捨てられない部分は得意な人に任せます。得意なこと、プロフェッショナルな部分が異なる人材の集まりが最大の効果を発揮します。
役割分担
私の会社の場合、販路開拓、企業向け営業とプレゼンは私が担当。
お店に通ってくださるお客様とのコミュニケーションは社員のYさんが担当します。
会社はチームプレイなので、カリスマは存在しない、させてはいけないというのが私の考えです。
カリスマが存在する会社は、カリスマがいなくなると消滅してしまう危険があります。
ですので、社員Yさんのファンが増えることを心から応援していますし、他の社員も別の得意な分野でファンを作ることを勧めています。
法人成りした結果
法人成りして4か月。
課題は山積みですが、決断は正解だったと思います。
大手企業や会社を相手にに営業する機会が増えました。もちろん、当社の商品が貢献できることが前提です。
「法人様でなければ取引できません!」
と言われていたところにも営業できるようになりました。(T . T)
どんどん会える機会を作り、ダメ元で種を撒き続けます。断られるのが普通なので、種が撒けたことに感謝します。私は今5つの種(5社)が芽を出しそうなので水を撒き、育てています。
力をつける
再び孤独を感じることもありますが、一番頼りになる自分がここにいます。最も頼りになる自分を育て、営業力を鍛えるためにVoicyの木下斉さんのトークを毎日数回聴いています。
1回目: じっくり理解する。
2回目: 言葉をトレースする。
0.5秒遅れで言葉を追いかける。
(人に気づかれたら
やばい人と思われるので注意!)
3回目: 聞きながら同時通訳する。
軽く要約しながらトレースする。
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余談タイムス
スタートアップは何かと胃が痛くなります。
マネーフォワードmeの無料版に登録し、資金が減り続けるのを見て胃が痛いですが、初期費用がかかるのは当たり前です。
1年後にプラスに転じることが目標。
ステージが変わると友人との価値観も変わり、孤独を感じることもありますが、それはリスタートであることを祝おうと思います。
強くなれ、私。
🥂毎日に乾杯🥂
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